ヤサシイエンゲイ

アネモネの育て方

アネモネキンポウゲ科 学名:Anemone 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう:霜に注意)

アネモネの仲間は北半球の温帯から亜寒帯にかけておよそ120種が分布し、日本にもシュウメイギクなど10数種が自生します。秋に球根を植えて春に楽しむ秋植え球根として扱うのが一般的です

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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球根植え付け
                  バー バー  
肥料
バー バー バー                 バー

季節・日常の手入れ ポイント
花が枯れてきたらは花茎の下から切り取り、余分な栄養がとられないようにしましょう。

花後に掘り上げる場合、自然に葉が黄色くなり半分以上枯れてきた頃が適期です。葉は自然に枯れてくるまで切り取らないようにしましょう。掘り上げた球根は日陰でよく乾かして、枯れた葉を取り除き秋の植え付けまで涼しい場所で貯蔵します。

掘り上げるのが面倒な場合、植えっぱなしでもかまいませんが、休眠中に多湿にすると腐ることがあるので気をつけます。鉢植えは初夏に葉が枯れたら、そのまま雨の当たらない場所に置きます

日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。球根を植え付けて夏前に掘り上げるまでの生育期は、日なたで育てます。

5℃以下の気温に1ヶ月以上当てないとつぼみができない性質があるので、鉢植えを室内で育てたい場合は取り込むのは12月以降にしましょう。そのまま外で育てる場合は関東より西の地方ならなにも防寒対策を行う必要はありません。北の地方では霜よけを行い株が傷まないようにします。

水やり・肥料
葉が出て生長している時期は極端に乾燥させると生育が衰えます。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。葉が枯れて休眠している時期は一切水を与えません。

植え付ける前に土にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込みます。その後花が咲くまでは液体肥料を月に1回与えるようにします。

用土
水はけのよい土を好みます。赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。また、酸性の土壌を嫌いますので庭植えにする場合は植え付ける2週間くらい前に石灰を混ぜ込んで酸性を中和しておくのを忘れないようにしましょう。

植え替え・植え付け
球根の植え付けは10月以降が適期です。

からからに乾いた球根をそのまま植え付けてたっぷり水をやると、急激に吸水して球根が腐ることがあります。植え付け直後は水やりを控え、完全に土が乾いてから水を与えるようにします。

また、軽く湿った土の上に乾燥した球根を置いてゆっくり吸水させ、膨らんでから植え付ける方法もあります。少し手間ですが、こちらの方が失敗が少ないのでおすすめです。「ゆっくり吸水させる」と言うのが一番のポイントで、水に直接浸すようなやり方では腐ってしまうことがあるので、気をつけましょう。

球根はとがった方が下、平べったい方が上になるので上下を間違わないようにしましょう。球根植え付け間隔
もし上下が判別しにくい場合は横向きに植えます。庭植えの場合は深さ3cmくらい間隔は15cmあけて植えていきます。根が深く張るので根の伸びるスペースを十分確保するために鉢植えの場合は球根の頭がでない程度、1cmくらいの深さに浅植えしましょう。目安として6号鉢(直径18cm)で3球くらいがちょうどよいでしょう。

ふやし方
分球でふやします。親球の周りに小さな子球が付くので、秋に指で折り取って外して植え付けます。

かかりやすい病害虫
白絹病 センチュウ

白絹病は土の中の菌が原因で起こる病気です。根元や球根に白カビが発生し、株が腐って枯れます。かかってしまった株は抜き取ります。植え付ける際に土に殺菌剤をまく、古土の場合は太陽の熱によく当てて消毒するなど、菌の発生を抑え予防に努めます。かかってしまった場合、基本的に有効な薬剤はありません。

センチュウは土の中にいる非常に小さな虫で根に寄生して植物の栄養を奪います。薬剤を用いての土壌消毒が有効ですが、一般家庭では普通そこまでできません。

まとめ 
冬の寒さに充分当てないと花が咲かない
高温多湿に弱い、できれば夏は球根を掘り上げて貯蔵する
植え付け直後は水をやりすぎない

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