東アジアに分布する落葉性低木でバラの仲間です。日本では、北海道、茨城県より北の太平洋側や鳥取より北の日本海側の海岸に自生しています。春に芳香のある一重でピンク色の花を咲かせ、その後直径2cmほどの果実を付けます。果実は秋になると赤く熟し非常に美しいです。また、生食が可能で、ジャムや果実酒にも利用されます。一説にはもともと「ハマナシ」と呼ばれていたものが訛って「ハマナス」となったといわれています。ハマナシの名前は梨のような実を付けるところに由来します。 トゲがびっしりと付く枝はやや斜め横方向に伸び灌木状に茂り、高さは1.5m、株張りも1.5mほどになります。基本となる品種以外にヨーロッパで改良された白花や八重咲きのなどもあります。
■病害虫 春〜夏にかけてアブラムシが発生します。見つけ次第殺虫剤を散布して駆除します ■適した場所 一年を通しよく日が当たり、水はけの良い土であれば特に問題なく育ちます。また、耐寒性は非常に強いですが夏の高温多湿を少し苦手としますので、できるだけ風通しのよい涼しい場所を選びましょう。 ■水やり 鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。地植えのものは特に水を与える必要はありません ■肥料 寒肥(2〜3月)とお礼肥(7〜8月)を1回 ずつ施します。肥料は緩効性(かんこうせい:ゆっくりと効き目がでる)化成肥料を株元に適量与えます。
■剪定(枝の切り戻し、整枝)の仕方 株元からシュート(若くて勢いのある太い枝)が伸び、枝分かれしてその先に花を咲かせます。 剪定を行う時期は休眠期の1月〜2月です。込み合った部分や枯れた枝、細い枝を切り落とす程度で、あまり短く切り詰めすぎないようにしましょう。 数年経った枝は表面が木質化(木の表面のようにゴツゴツした感じになります)して成長も衰えますので、根元から切り落として若い枝に栄養がまわるようにします 果実を鑑賞、収穫するのであれば花後の枝を切り落とさないようにしましょう ■ふやし方 3月にさし木でふやします。昨年伸びた枝を10cmほどの長さに切り、鹿沼土や赤玉土に挿します。 タネから育てる場合、秋に赤く熟した果実を採取してタネを取りだし、乾かさないように湿らせた砂と混ぜてから冷蔵庫で保存します。4月に入り暖かくなったら、赤玉土を入れた育苗箱や平鉢にタネをまきます。 また、接ぎ木でもふやすことができます ’ハ’からはじまる植物 バラ科 |
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