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レックス・ベゴニアの育て方

レックス・ベゴニアシュウカイドウ科 学名:Begonia rex-cultorum 用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい:5℃以上)

ベゴニアの仲間は、バラエティーに富む非常に賑やかな属で、世界中に2000種類以上があります。その中の1種ベゴニア・レックス〔B. rex〕をメインとして、他の種を掛け合わせて作られた園芸品種のグループをレックス・ベゴニアと呼びます

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け
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肥料
      バー バー バー   バー      

季節・日常の手入れ
葉が茶色く枯れてしまったら、そのままにしておかずに取り除きます。一部分だけ茶色くなった場合は、その部分だけ目立たないように葉の形に沿って、はさみなどで形よく切り取ります。

日当たり・置き場所
強い日射しに当てると葉が焼けて傷んでしまいます。5月以降は室内ならレースのカーテン越しの日光、外なら明るい日陰が、午前中いっぱい日が射すような場所が理想的です。また、暑さに弱いので、夏はできるだけ風通しのよい涼しい場所で管理するようにしましょう

5℃以上の気温があれば冬越しできます、が霜に当たると葉が傷んでしまうので、できれば秋以降は室内の明るい場所で育てるようにします。

水やり・肥料
乾燥には意外と強く、鉢土が過湿になると根腐れを起こしやすいので注意しましょう。生育期は鉢土の表面が乾いてから、たっぷりと水を与えるようにします。夏は極端な乾燥に気をつけます。秋から徐々に水やりの回数を減らして、冬には鉢土の表面が充分に乾いてから(表面が乾いて3~5日後が目安)与えるようにします。冬は乾燥気味の方が冬越しがしやすいです。

肥料はゆっくりと効く固形の肥料を月に1回施すか、液体肥料の場合は10日に1回の割合で与えます。与える期間は5月から10月の生育期ですが、夏は暑さで弱るので肥料は与えません。

用土
水はけのよい土を好みます。赤玉土6:ピートモス2:パーライト1の割合で混ぜた土など。

植え替え・植え付け
植え替えは鉢の中が根でいっぱいになったらおこないます。適期は5月~6月と9月です。

ふやし方
株分けと葉挿しでふやすことができます。適期はいずれの方法も5~6月と9月です。

株分けは根茎が鉢からはみ出して草姿のバランスが悪くなった際に行います。鉢から株を抜いて古い土を半分ほど落として株を分けます。分けた株を植える際は地上にでる部分(芽先)が鉢の中央に来るように植え付けます。

葉挿しはたくさん株をふやしたい場合に都合の良い方法です。一枚の葉を葉脈に沿っていくつかに分けて、根元の部分を2~3cmの深さに土を入れた鉢の中に挿します。

かかりやすい病害虫
灰色カビ病 ウドンコ病 ハダニ アブラムシ

まとめ 
鉢土を過湿にしない
春から秋は直射日光には当てない
生育期には月に1回肥料を与える

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