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病気 軟腐病・害虫 特になし
●過湿に弱いので水はけの良い場所を選んで植えます
●植えつけの適期は9〜10月
●地植えの場合植え替えは3〜5年に1回くらい

ヒオウギは日本の山野にも自生している多年草で夏に花を咲かせます。山野に自生しているものを在来種、そのほかの変種や改良品種を園芸種と読んでいます。花の色は橙色に赤い斑点が入るものが一般的ですが黄色や桃色の花を咲かせるものもあります。ダルマヒオウギは変種の中でも良く栽培されている品種のひとつです
鮮やかな花色に野趣あふれる草姿から生け花や茶花としても利用されます。花の終わったあと秋頃に付ける黒光りするタネのことを「ヌバタマ」と言い、夜や黒の枕詞「ぬばたま」はヒオウギのこのタネからでた言葉です。ヒオウギは「檜扇(もしくは射干)」と漢字で書き晩夏の季語として和歌に詠まれることがあります

特に手入れはしなくても良い。環境さえ合っていればほおっておいてもよく育ちます

日当たりの良い場所を好み日陰ではあまりよく育ちません。しかし西日などの強烈な日に当たると弱りますので気を付けましょう。、半日くらいは日がよく当たってあとはやや日陰になるような場所が環境としては一番適しています
一番生育がよいのは20℃前後の気温ですが、耐寒性も耐暑性もあるので特に気を使う必要はありません

やや湿り気のある環境を好みますが過湿にすると枯れてしまいます。ヒオウギは過湿や排水不良によって枯らすことが時々あります。かといって乾燥させてしまうと葉が黄色くなり元気がなくなってしまいます。それらを解消するためにはやや湿り気を保ちなおかつ水はけの良い土質を選ぶことが大切です(具体的には「用土」の項を参照に)。土の表面を触ってみて乾いているようならたっぷりと与えるようにしましょう。夏は乾きやすいので乾きかけたら水を与えるようにします
肥料は植え付ける際にゆっくりと効く粒状の肥料を土に混ぜ込んでおきます。有機質の多く含んだ肥えた土なら追肥はさほど与えなくてもよく育ちますが生育が多少良くないときは春〜夏の生育期に液体肥料をたまに与えてもかまいません。極端に生育が悪いとき(葉が枯れてきて生長が止まっているなど)は肥料は与えない方がよいでしょう

水はけがよく保水力があり腐葉土などの有機質を多く含んだ肥えた土が適しています。庭植えにするなら水はけの良い場所を選ぶことがヒオウギを育てる上で大切なポイントとなります。粘土質などの水がたまりやすく排水不良をおこす可能性の大きい土質では過湿になりすぎて枯れてしまいます
水はけがよく保水力がある土にするために植え付ける場所に腐葉土を混ぜ込んでおくと良いでしょう。また、酸性の土をいやがるので中和するための石灰も混ぜ込んでおきましょう。石灰は植え付ける2週間くらい前には混ぜておきましょう
鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使うとよいでしょう
植え替えの適期は9〜10月。寒冷地では4〜5月頃が適期です
庭植の場合、環境が良ければ(水はけがよい土で半日くらい日の当たる場所)一度植え付けると3〜4年は植えっぱなしでもよく育ちます。しかしだんだんと株が増えて混み合ってきて生育が衰えますのでその時は株分けも兼ねて植え替えをします
鉢植えの場合は鉢の底から根が見えてくるようなら、鉢の中が根でいっぱいになっている証拠なので一回り大きな鉢に植え替えます。それ以上鉢を大きくしたくない場合は株分けをします
株分けで殖やす方法とタネをまく方法があります。株分けは3〜5芽を一株としてナイフで株元を切り分けます。1株を3芽以下にすると細かすぎて翌年の花が咲きにくくなりますので注意しましょう。株分けの適期は9〜10月
タネは販売されていないので自分の家でできたものを採取してまきます。9月の中旬にタネが熟した場合は採取してすぐにまきます。8月頃に熟したタネは乾燥させないようにバーミキュライトや砂とともに袋に入れて冷蔵庫などで保存しておき、9月の中旬頃にまきます。タネは乾燥させると発芽率が悪くなります。翌々年には花を咲かせるまで生長しますが親株に比べると劣ったものが多く余りよい質のものはできません。色々な点で株分けのほうがより簡単で確実な方法といえるでしょう
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