ヤサシイエンゲイ

ポトスの育て方

ポトスサトイモ科 学名:Epipremnum aureum 用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(よわい:8℃以上)

オーソドックスで飽きのこない草姿は、観葉植物の定番として長く親しまれています。以前はサトイモ科ポトス属に分類されており、今でもこの名前で通っています。日本には明治時代に入ってきたとされます

栽培カレンダー
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植え替え
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肥料
      バー バー バー バー バー      

季節・日常の手入れ ポイント
仕立て直し
つるが伸びていくと下の方の古い葉が落ちてバランスが悪くなります。少し葉が落ちたくらいなら葉のついている先の方のツルを下の方にもってきてむき出しの茎を隠せばよいですが、葉がたくさん落ちてしまった株は植え替えの際に根元から3節くらいのところで切り落とすと1ヶ月くらいで再び新芽が出てきます。切り取ったツルは元気なものなら挿し木できます。

日当たり・置き場所
夏は強光線を避けて明るい日陰で管理しますが、その他の季節はできるだけよく日に当てます。日光に当てた方が葉の模様も鮮明になり丈夫な株になります。耐陰性に優れていますがあまりにも日陰の場所だと日照不足になり弱々しく育ち葉の模様も薄くなってしまいます。

耐寒気温は8℃以上で、それ以下になると次々と葉っぱが落ちてしまいます。冬は室内の窓際の日光がよく当たる場所で育てます。エアコンの風がまともに当たるような場所に置くと乾燥で葉が落ちてしまうことがあるので、エアコンのある部屋に置く場合は(ホントはあまり良くない)できるだけエアコンから離しておくようにし、こまめに霧吹きで葉に水をかけてまわりの湿度を高く保つようにします。

水やり・肥料
湿度と気温の高い環境でよく育ちます。春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。土壌は乾き気味でも大丈夫です。一年を通して室内に置いている場合は葉にホコリがたまりやすいのでときどき外に出して葉の上からたっぷりと水をかけてホコリを落としてあげましょう。冬は生育が鈍りますので土の表面が乾いて数日してから水を与えるようにします。冬に水を与え過ぎると根が傷む原因になるので注意しましょう。
肥料は液体肥料を一週間に1回の割合で与えます。与える期間はもっもよく生長する5月~9月です。大きく育てたい場合はさらに一月に1回、観葉植物用の置き肥を与えるとよいでしょう。基本的に冬は肥料を与える必要はありません。

用土
水はけの良い土が適します。赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土か市販の「観葉植物の培養土」を使用します。

植え替え・植え付け
鉢の大きさによって植え替える間隔は違ってきますが、鉢の底から根が伸びていたり、ちゃんと管理(水やり、日当たり)しているのに下の方の葉っぱが黄色くなって落ちてしまうような症状がでてきたら、根詰まりしている可能性があります。大きな鉢なら3年くらい、小さな鉢なら1から2年くらいの間隔で植え替えるのが無難です。適期は温度の充分上がった5月から7月が適期で古い土を3分の1ほど落としてから新しい用土で植え替えます。

ふやし方
さし木で増やせます。切り戻したときの枝を利用するといいでしょう。葉が2~3枚になるように切ったさし穂を水の入ったコップに挿しておくか、川砂に挿しておくと1ヶ月くらいで根が出てきます。水に挿したものは根が出たあとに土に植え替えます。挿し木の適期は4~7月です。

かかりやすい病害虫
害虫 ハダニ カイガラムシ

ハダニは植物の汁を吸い生育を弱らせてしまうので、見つけ次第殺ダニ剤で駆除します。空気が乾燥して、気温が高い時期に発生しやすいです。こまめに霧吹きで葉の表裏にたっぷりと水をかけることによって予防することができます。

カイガラムシは薬剤が効きにくいので、発生が少ない場合はこすり落として駆除します。

まとめ 
水やりは春から秋はたっぷりと、冬は控えめに
高温多湿の環境を好みます
真夏は直射日光を避けます

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サトイモ科
観葉植物