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ポリシャス>>ポリシャスの育て方
■ポリシャス  ウコギ科 観葉植物 原産 東南アジア、ポリネシア
ポリシャス
種類によって様々な変化のある葉が魅力的な観葉植物です。挿し木でふやしやすいので、ハイドロカルチャーやミニ観葉植物としても多く出回り、人気が高い。

栽培データ一覧
栽培難易度
普通
特長
 寒さに弱い
耐暑性
普通
耐寒性
10℃
生育適温
20〜30℃
使用用途
○鉢植え
栽培カレンダー
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
花の咲く時期
 
植え替え
 
肥料の時期


病気 なし 害虫 ハダニ
 高温乾燥期にハダニが発生することがありますので、見つけ次第殺ダニ剤を散布して駆除します。霧吹きなどで葉に水をかけて(葉水)空気中の湿度を高く保つようにすると、ハダニの発生を予防することができます。特に夏はこまめに葉水を与えましょう。

●夏は水切れに注意しましょう
●耐陰性があるので明るい日陰でも育つ
●冬越しは10℃以上

 ポリシャスは東南アジア、ポリネシアに約80種類が分布する常緑性の樹木です。名前はギリシア語の「ポリ(多い)」と「スキアス(影)」の合成語で、葉がわさわさ茂るところから命名されたそうです。本来は高さ2〜8mになりますが、刈り込みに強く枝葉の生育が旺盛なので熱帯地方では庭木や生け垣に利用され、じょうずに刈り込むと1mほどの高さの生け垣に仕立てられるそうです。寒さに弱いので、日本では鉢植えの観葉植物として扱います。葉は品種によって形や色合いが様々で、独特の香りを持っています。このバラエティーに富んだ草姿がポリシャスの魅力のひとつでしょう。
 ニューカレドニア原産のポリシャス・パルフォリア、その斑入り品種のフクリンアラリアやフイリアラリアなどが代表的な品種でよく栽培されています。また、タイワンモミジの名前で出回るポリシャス・フルティコサや葉形のバラエティーが豊富なポリシャス・ギルフォイレイなども人気が高く、店頭でよく見かけます。
 また、挿し木で簡単にふやすことができるので、ある程度の太さに育った枝を短く切って挿し木したものがハイドロカルチャーやミニ観葉植物としてよく出回っています。

 背丈が高くなり、バランスが悪くなったら枝を切り戻します。枝葉がよく伸び、刈り込みにも耐えますので短めに切り戻しても大丈夫です。株全体を見ながら自分の好みの高さに切り戻しましょう。また枝が混み合うと風通しが悪くなることがありますので、茂りすぎた場合は枝を抜くように切り詰めます。作業の適期は5月〜6月です。切り落とした枝はさし木に利用できます。

 耐陰性があり一年を通して室内や半日陰の場所で育てることができますが、本来は日光を好む植物です。夏の直射日光は葉が焼けてしまいますので、半日陰の場所で育てますがそれ以外の季節はできるだけ日によく当てて育てます。室内のあまり光の当たらない場所に置いている場合は、ときどきベランダなどで日光浴させるとがっしりした丈夫な株になります。日陰からいきなり直射日光の当たる場所に移動させると、日射しになれていない葉が焼けてしまうことがありますので注意しましょう。
 寒さに弱く、冬は10℃以上の気温が必要です。馴れれば7〜8℃程度まで耐えますが、あまり気温が低いと葉を落として生育が止まってしまいます。ベランダや屋外で育てているものも冬は室内の日当たりのよい場所に取り込みます。寒さで葉が落ちてしまった場合も、春に暖かくなると新たに新芽を出すことがありますので、水やりなどを怠らないようにしましょう。

 水切れに弱くある程度の多湿を好むので、土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。春〜秋の生育期は枝葉もよく伸びますので、水切れは厳禁です。水切れさせてしまうと葉が落ちたり、成長が止まることがあります。冬は低温で生長が鈍りますので過湿にすると根ぐされを起こしてしまいます。土の表面が乾いているのを確認してから水を与えるようにしましょう。
 生育期間中は肥料を多く必要とします。5〜9月の間は1ヶ月に1回ゆっくり効く錠剤タイプの化成肥料などを与えましょう。

 水はけの良い土が適しています。
赤玉土6:腐葉土2:川砂2の割合で混ぜた土を使います。

 生育が旺盛で順調に育つとすぐに根詰まりを起こしてしまいますので、できれば毎年植え替えます。鉢から抜いた株は周りの土を少し落として古い根や長く伸びすぎた根を切り詰めて、新しい用土で植え替えます。作業の適期は5〜6月です。ちなみに、根詰まりを起こすと水をやってもなかなか土に染み込まなかったり、下の方から葉が黄色くなって落ちてきます。

さし木と取り木ができますが、さし木の方が簡単です。
さし木は葉の付いた茎を使う「茎ざし」と葉のない幹の部分を使う「幹ざし」があります。作業の適期は5〜6月です。
「茎ざし」は先端から10cmほどの長さに切り、川砂か赤玉土に挿します。1ヶ月前後で発根するので、その後1本づつ鉢やビニールポットに植え替えて育てます。
「幹ざし」は幹を10cm程の長さに切り取って、その後は茎ざしと同じです。水を入れたコップに挿しておくと簡単に発根するので、そのままハイドロカルチャーに仕立てることもできます。幹ざしの場合、挿すときに上下を間違わないように気を付けましょう(たくさん挿す場合はマジックなどで目印を付けておくと間違えません)。
下葉が枯れあがって姿が悪くなった場合、取り木で再生させることがあります。


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