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病気は特になし・害虫 ナメクジ
●暑さを嫌うので夏をできるだけ涼しく
●冬に充分に日に当てないと花つきが悪い
●冬の最低気温は10℃以上必要です

オンシジウムやオドントグロッサムの近縁のランで、株の姿もよく似ています。オンシジウムと交配されて人工的に作られたブラシジウムという属もあります。約30種が熱帯アメリカに分布しており、大半の品種は1000m以上の高山の林の木の上にへばりついて自生しています。主に淡い緑色の花を初夏から夏にかけて咲かせます。花の形は花びらが細長く伸びてひとつの花茎に行儀よく数輪まとめて咲きます。その特徴的な花の形から”スパイダー・オーキッド”の愛称で呼ばれることもあります
ブラッシアの名前の由来はイギリスの植物画家のウイリアム=ブラスを記念して名付けられました。植物の名前は植物学者や医者、神話の登場人物にちなんで名前が付けられることが良くあります

花が枯れたあとは花茎を根元から切り取ります。ナメクジに花のつぼみが食べられてしまうことがありますのでナメクジの誘殺剤をまいて駆除するか、鉢を樹にぶら下げてナメクジがちかづけないようにしましょう

春から秋は屋外で栽培しますが、直射日光に当てると葉焼けをおこしたり生育障害を起こしますので遮光を行います。春と秋は30%夏は50%の日除けを行います。ホームセンターに30%遮光ネットや50%遮光ネットが売っているのでそれを利用しましょう
もともと高山性のランなので暑さをいやがります。真夏は風通しの良い場所に鉢をつるしてできるだけ温度が上がらないようにしましょう。広葉樹があるならその下にぶら下げるのが一番良い。夕方に葉に水をかけたり、地面に打ち水をするのも効果があります
冬は13℃以上が一番理想的ですが10℃くらいまで大丈夫です。5℃以下になると葉が黄色くなって落ちてしまい株が弱ることがあります。冬には窓ガラス越しの日光によく当てて育てましょう。冬に少しでも多く日光に当てて丈夫な株にするとその後の花つきが良くなります

生育期には植え込み材料の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬は回数を控えめにして植え込み材料の表面が乾いて2日おいてから水をたっぷり与えます。10℃ほどしか気温が保てない場合は乾かし気味に管理することによって耐寒性が増します
肥料は固形の肥料と液体肥料を同時進行で与えます。4〜6月の間に1回洋ランようの置き肥や油かすと骨粉を混ぜた固形肥料を株元に与えます。それとは別に4〜9月に月に1回ずつ液体肥料を与えます

水ゴケを使用します
根が鉢やバスケットから何本もはみ出してきたら植え替えの時期です。いたんだ水ゴケや枯れた根をキレイに取り除いて根全体を湿らせた水ゴケでくるむようにして鉢やバスケットに植え付けます。ランの根は空気を非常に好みますので、素焼き鉢に植えるか、可能であれば木枠のバスケットに植えて、風通しをよくするために吊して育てます。植え替えの適期は4〜5月です。鉢植えの場合は鉢の底に軽石や鉢かけを入れてから(底から4分の1の高さのところまで入れる)植え付けましょう
株分けができます。新芽を入れて一株に3個以上のバルブ(株元のふくらんだ部分をバルブといいます)を付けてナイフやハサミで切り分けます。ランは切り口や傷からウイルスが侵入して病気にかかってしまうことが多いため使用する器具は充分消毒してから使うようにしましょう。また、株が小さいうちに分けてしまうとその年に花が咲かなくなることがありますので気をつけましょう(”作落ち”といいます)
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