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病気 モザイク病・害虫 カイガラムシ アブラムシ
●直射日光よりレースのカーテン越しのような光を好みます
●空気中の湿度が高いのを好むので葉にも水をかけます
●冬場の水やりは控えめにして乾かし気味に保ちます

フィロデンドロンの名前の由来はギリシア語のフィロン(愛する)とデンドロン(樹木)の2つの単語からなり気根と呼ばれる根を出して他の樹木にへばりつくことからこの名前が付けられました。つる性のものと茎が立ち上がるものに大きく分けられますが200種にも昇る野生種から品種改良された実に多彩な品種があります。日本でも観葉植物のロングセラーのひとつです
最近特に人気が高いのは光沢のある濃いグリーンで切り込みの深い形の葉をもったフィロデンドロン”セローム”で「セローム」と略された名前で鉢植えとして出回っています。つる性で切り込みの入らないハート型の葉をもったフィロデンドロン”スカンデンス”もヘゴ材に絡ませた鉢植えのかたちでよくでまわります。”セローム”と”スカンデンス”両方を見比べると同じ仲間の植物のようには見えません。それほど多彩な形をした種類が多いのです

つるが伸びるタイプのものはほおっておくとつるがどんどん伸びて草姿が乱れます。つるが伸びすぎる前に切り戻しを行い常に下の方の葉があるようにしましょう。下の葉が落ちてみすぼらしくなってしまった株は20cmほどの長さで切り戻して仕立て直しましょう
これはカイガラムシが発生することがあります。見つけ次第古い歯ブラシなどでこすり落としましょう。薬剤(お手軽なところでスプレー缶タイプの「ボルン」などがあります)を散布して駆除することも可能ですが成虫になったカイガラムシにはほとんど効き目がありません

日当たりの良い場所が適していますが日射しが強いと葉焼けをおこしてしまいますので春と秋はレースのカーテン越しのような柔らかな日射しの場所で、真夏は明るい日陰で育てましょう。光の射し込まないような日陰だと葉色が悪くなったりひょろひょろに間延びしてしまいますので気をつけましょう
セロームは寒さに強く5℃まで耐えますが他のものはだいたい10℃以上の気温が必要です。生育期に屋外で育てている場合は10月には室内に取り込んで育てましょう。置き場所は窓際のような充分に日照の確保できる場所が適しています

非常に水を好むので土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。空気中の湿度が高い環境を好みますので水やりの際には気根(茎の途中からでている根)や葉にもたっぷりと水をかけましょう。空気中の湿度が高いと気根もたくさん出て生育も良くなります
冬は生育がにぶるので乾かし気味に管理します。土の表面が乾いてから数日開けて水やりを行いましょう。セロウムなどは長く伸びた気根を水の入ったコップに付けておくとそこから水を吸収して土に水をやる必要がないらしいですが確証はありません
肥料は5〜9月に液体肥料を与えます。2週間に1回の間隔で与えますが大きくしたくない場合は1ヶ月に1回にしておきましょう。冬は肥料を与える必要はありません

軽くて水はけの良い土が適しています。赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土か、水ゴケ単用でもよく育ちます
植え替えは5〜7月に行います。だいたい目安は2年に1回くらいで鉢から抜いた株は一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けます。水ゴケで植えている場合はいたんだ水ゴケをしっかりと取り除いてから植え付けましょう。同時に芽の発生を促すために長く伸びすぎたツルは切り戻します
挿し木でふやすことができます。高い気温と湿度が必要なので5〜6月頃が適期です
つる性のものは葉を2枚以上付けた茎の根元を湿らせた水ゴケでまいてから用土を入れた鉢に植えます。根が出てきてつるが伸びてきたら芽先を摘んでワキ芽を伸ばしてボリュームのある株に仕立てます
茎が直立するものは葉を付けて茎の部分を切り取り、同様に切り口を水ゴケでまいてから用土を入れた鉢に挿します。一番頂点の芽が大きくなるものは茎の途中を1節切るか親株から生えているワキ芽を切り取って挿し木します
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