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病気 軟腐病・害虫 アブラムシ センチュウ
●湿地性と畑地性では栽培法が違います
●球根が腐りやすいので植えつけの際はできれば消毒します
●寒さに強い品種も土が凍るような場所では球根が腐ります

カラーは一枚の紙をくるりと筒状にしたようなおもしろい形をした花を付けます。湿り気を好む「湿地性」の品種と庭や畑でよく育つ「畑地性」の2つがあり、性質が大きく異なり育て方も大きく違うので別々に説明します
◆湿地性
湿り気のある土壌をこのむ湿地性の代表的な品種は緑色の葉っぱに純白の花を咲かせるオランダカイウ(カラー”エチオピカ”)という品種で自然に育てていると花が咲くのは5月頃ですが18℃以上の気温があると冬でも花を付けます
◇畑地性
水はけの良い場所を好む畑地性のキバナカイウやモモイロカイウはその名の通り黄色やピンクの花を咲かせます。湿地性に比べて若干寒さや暑さに弱く、葉に白い斑点模様が入る品種が多いのも特徴です。花の咲く時期は6〜7月です

風通しが悪くなると生育に支障を来したり病気にかかりやすくなりますので枯れた葉や花はこまめに取り除くようにしましょう。花茎は株元から切り取ります。花が終わったあとも葉は球根に栄養を取り込むために重要なので切らないようにしましょう

日当たりの良い場所で育てますが、真夏だけは直射日光を避けます。地植えにしているものは日除けネットやよしずなどで日除けを行い鉢植えのものは半日陰の場所におきましょう。夏に日除けをするのは高温多湿に弱いことと土が極端に乾きすぎるためです。特に畑地性のものは高温に弱いので気温の上昇に気をつけましょう
◆湿地性
暖かい地方なら庭植えにしているものもそのまま冬越しが可能です。凍らせなければ球根は掘り上げる必要はなく、地面に腐葉土や土をかぶせて保温すればよいでしょう。寒冷地ではできれば掘り上げて貯蔵します。鉢植えはそのまま室内に移動させます
◇畑地性
寒さには弱く地植えのものでは屋外での冬越しは困難です(一部、暖地では可能)。鉢植えのものはそのまま室内に移動させます。庭植えのものは11月頃に葉が枯れてきたら掘り上げて乾かさないように軽く湿らせたおがくずや水ゴケにくるんで凍らない場所で春まで貯蔵しましょう

◆湿地性
やや湿り気のある土を好みますので土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。水をやる際は上からかけずに葉や茎をどけて株元にそっと与えるようにします(葉や茎に水がかかると傷みやすいので)。乾きがちにすると生育が弱って花が咲かなくなりますので注意しましょう。鉢植えにしているものは乾かさないように受け皿に水を張っておいてもよいでしょう
◇畑地性
水はけがよく通気性の優れた用土が適します。赤玉土5:ピートモス3:川砂2の割合で混ぜた土か市販の「観葉植物の培養土」に川砂を1割ほど混ぜたものを使用します。
肥料は土にあらかじめゆっくりと効くタイプの粒状の肥料を混ぜ込んでおき花の咲く時期に1ヶ月に1回の割合で粒状の化成肥料を株元に少量与えます
肥料はあらかじめ土に混ぜ込んでおき、芽が出て花が咲くまでの間1ヶ月に1回の割合で粒状の化成肥料を与えます。掘り上げずに冬越しさせる場合は葉が枯れてくるまで同様に肥料を与えます(ただし真夏は肥料を与えない)

◆湿地性
水もちの良い土が適しています。赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜて土を使用します
◇畑地性
水はけの良い土が適しています。赤玉土(小粒)5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜた土を使用します
同じ場所で長く育てているとだんだんと育ちが悪くなります。3〜4年に1回場所を変えて植え替えを行います。適期は3〜4月です。球根の植え付けも同様の時期に行います。球根が病気にかかりやすいので殺菌剤のベンレート(粉状)を球根にまぶしてから植え付けます
◆湿地性
鉢植えにする場合大きくなるものが多いので8号鉢(直径24cm)の鉢に1球を目安に植え付けます。植え付ける深さは球根の頭がちょうど地表と同じくらいの浅植えにします
◇畑地性
6号鉢(直径18cm)に2球を目安に植え付けます。植え付ける深さは球根の頭に土を2〜3cmかぶせた深さに植えます
タネまきと球根を分けるかのいづれかでふやすことができます。タネをまく場合は川砂にタネをばらまいて発芽するまで乾かさないようにし、発芽したら液体肥料を月に1回与えて1年ほど育てたところで掘り上げて鉢に植え付けます。発芽温度は20℃前後です
◆湿地性
球根を分けてふやしますが球根を分けるというより株分けをするというような感じです。適期は9から10月頃です。あまり細かく分けると花つきが悪くなるので数年に1回程度の割合で行うようにしましょう
◇畑地性
球根を分けてふやします。適期は4月です。そのほかの注意事項は湿地性のものと同様です
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