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カンアオイの育て方

カンアオイウマノスズグサ科 学名:Asarum用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう)

東アジアを中心とした北半球の温帯に広く分布する多年草で60種-100種が知られています。日本にはその半数近くがあり、さらに産地ごとに異なる多種多様な品種が見られます

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期(常緑性)
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開花期(落葉性)
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植え付け
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
ポイントは適した用土と水やりです。鉢植えで楽しむほか、繁殖力の強いものは日陰のグランドカバーにも利用できます。

日当たり・置き場所
落葉樹林下〔春~秋は木々の葉が展開していて日陰になり、冬は葉が落ちて日が射し込む〕で、落ち葉に埋もれるように自生しています。

耐陰性は強いので、一年を通して日陰でも問題ありませんが、春~秋は直射日光を避けた明るい日陰、冬は日当たりが適しています。

冬は霜、凍結、乾いた寒風を避け、鉢植えはベランダや軒下、室内に移動させます。耐寒性の弱い種は地植えにしないようがよいでしょう。

水やり・肥料
乾燥に弱いですが、じめじめした過湿にも弱い植物です。適湿を保つためにまず、水はけのよい用土に植えることが大切です。適した用土に植えていたら、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにします。また、長雨の季節は過湿気味になる雨ざらしの場所には置かないことも大事です

肥料はさほど多くを必要としません。4月~5月と9月~10月頃に1回ずつ、固形の有機肥料を少量施し、液体肥料を草花に与える程度の濃度で月1回程度あたえます。葉の色つやを良くするには月1~2回程度、窒素分が多めの液体肥料をスプレーで葉にまんべんなく吹き付けます。液体肥料は梅雨~秋の高温多湿時期と冬は与えません。

用土
桐生砂や日向土4:鹿沼土4:赤玉土1:腐葉土1で混ぜた土など、水はけのよい砂質もしくは軽石のようなものを主体としたものがよいでしょう。 庭植えにする場合は、水はけの良い場所を選んで腐葉土を混ぜ込んでおきます。

植え替え・植え付け
植え替えの適期は春か秋で、2~3年を目安に行います。鉢植えにする場合、株の大きさや姿に応じて色々な鉢を選ぶとおもしろいです。山草鉢や浅めの鉢などが株姿を良く引き立てます。株の大きさにもよりますが、3号~5号鉢(直径12cm~15cm)に1株が適当です。地下茎は深く植えすぎないように気をつけます。

ふやし方
株分け、根伏せ、タネまきでふやすことができます。

株分けは生長の早いフタバアオイなどに適した方法で、植え替えと同時に行います。土をよく落として根をほぐし、地下茎を切って株を分けます。

根伏せは地下茎(葉の付いていない部分)を数節の長さで切り取り鉢を入れた用土に、3~4cmの深さに植え付けます。タネまきはタネが熟したら採取してすぐにまきます。

かかりやすい病害虫
ヨトウムシやナメクジによる葉の食害が見られます。

ヨトウムシは夜行性で昼間は土の中に潜っていて姿が見えません。鉢植えは土の表面を軽く掘り起こすと潜んでいる場合が多いです。見つけ次第、駆除しましょう。ナメクジは誘殺剤が有効です。

また、白絹病が発生します。株の地際に糸のようなものが発生し、植物を枯らしてしまいます。土壌に潜む病原菌なので、古い土は太陽によく当てて消毒するなどして、清潔な土を用いるようにし、定期的に殺菌剤を散布して予防します。夏に発生しやすい病気です。

まとめ 
水はけのよい用土を使う
水は乾いたらたっぷり、肥料は少量
明るい日陰で良く育つ、春~秋は直射日光を避ける

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