マネッティアは熱帯アメリカに約100種類が分布しているつる性の多年草です。その中でもマネッティア・ルテオルブラ(旧学名:マネッティア・インフラータ)という種が鉢植えなどで出回っています。花は濃いオレンジ色で先端が黄色という非常に目立つツートンカラーで形は筒状、長さ2〜3cmと小さく、花付きもややまばらですが存在感や印象は強く残ります。 花はやや肉厚で表面に粗く毛が生え、先端が4つに裂けて開いています。その花の様子からか「アラゲカエンソウ」という和名が付けられています。支柱につるを絡ませて仕立てられた鉢植えは、イルミネーションで飾られたクリスマスツリーほうふつとさせる姿です。自然の環境下で育てていると春〜秋に花を付けますが、温室では周年花を咲かせます。 左から…花のアップ
■置き場所 寒さに弱く…というより耐寒性のない植物です。13℃を切ると成長が止まり、7℃以下になると落葉して枯れてしまいます。冬越しには最低7〜8℃の気温が必要です。冬は室内の日の当たる窓辺で育てます。冷え込むようなら夜間は窓から離した場所に移動させましょう。 春から秋の生育期はできるだけよく日の当たる場所で育てましょう。午前中いっぱい日が射し込むような場所であれば特に問題なく育ちます。 ■つるが長く伸びる 生育がよいと1年でつるが2m以上伸びるので、伸びすぎたつるは切り戻して整理します。アサガオなどによく使うあんどん支柱を用い、そこにつるをからませるようにすると姿がまとまりやすく管理もしやすい。 ■植え替え 鉢が根でいっぱいになっているようなら、暖かくなって生育をはじめる4月下旬から5月中旬に植え替えを行います。 ■水はけの良い土を好む 水はけの良い土を好みます。赤玉土と腐葉土、川砂を混ぜた土を用います。 ■肥料 肥料を好む植物です。春から秋の生育期は2週間に1回程度、液体肥料を与えます。秋から冬にかけては気温の低下とともに生育も鈍りますので、肥料を与える必要はありません。 ■摘心する 枝数を増やすことにより、花数も増えます。春に生長をはじめたら、つるの先端を摘んで脇から芽を出させるように枝数を増やしましょう。(この芽先を摘む作業のことを摘心といいます) ■ふやし方 さし木でふやすことができます。作業の適期は4月〜9月頃。気温が20℃程度確保できる時期なら随時可能です。つるを15cmほどの長さに切り、先端の細くてやわらかい部分は切り落とします。湿らせた赤玉土や川砂を入れた鉢にぐらつかないようにさし穂を下1/3くらいの位置までしっかりと土に挿して日陰で乾かさないように管理しましょう。 ■病害虫 オンシツコナジラミが発生することがあります。白い羽の生えた体長数ミリ程度の虫で主に葉裏に付きます。植物を揺らすと飛んでいきますがすぐ戻ってきます。植物の栄養を吸汁して弱らせ、2次被害として排泄物からスス病が発生することもあります。見つけ次第薬剤を散布して駆除します。温室などでは周年、自然下では梅雨明け頃から秋に発生しやすい害虫です。 ’マ’からはじまる植物 アカネ科 |
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