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病気 炭疽病、灰色カビ病、軟腐病 害虫
炭疽病はカビによる病気で、かかると葉に灰褐色の斑点が発生し先っちょから枯れてきます。植え付けに使っている水ゴケが黒ずんで傷んでいたり、植物自体が弱っている場合に発生する可能性が高いです。黒くなった部分は切り取ってしまい薬剤を散布してそれ以上の発生を抑えます。
花に水滴が付いたままにしておくとそこからカビが発生して黒いシミになることがあります。これは、灰色カビ病で花に発生しやすい病気です。特に低温多湿な環境で起こりやすいので冬から春咲きの品種は花に水をかけないように注意しましょう。
夏の暑さに弱い品種は高温多湿期に新芽が茶色く腐ってしまう軟腐病が発生します。夏や湿気のこもらないできるだけ風通しの良い場所で管理するようにしましょう。腐ってしまった新芽は切り落として切り口に薬剤を塗布します。
以上のようにカビに関する病気が発生しやすい傾向があります。具体的な薬剤や使用法に関しては専門のサイトなどを参照にされることをおすすめします。

品種により性質や形状がやや異なり、開花時期も主に冬〜春咲きと夏咲きに分かれます。ここでは主に冬〜春咲きをメインとしてそれ以外にも共通した性質も含め、大まかに説明いたします。

耐寒性はあまりなく、品種により差はありますが暑さにも弱いです。
一部品種を除いて冬の越冬温度は最低10℃、できれば13℃〜15℃あれば理想的です。
また、強い日光や暑さを嫌いますので春・秋は30%、夏は50%の遮光を行います。加えて真夏はできるだけ風通しの良い涼しい場所で管理した方がよいでしょう。
冬はレースのカーテン越しの日射しが適当です。一年を通して暗い日陰だと葉が大きく育つばかりで花付きが悪くなるので気をつけましょう。逆に強い光に当てると葉が焼けて黄色くなり生育が衰えます。
日当たりに関して一番のポイントは休眠に入る「充実期」と呼ばれる秋の時期です。日射しの管理は一年を通して大切ですが、特にこの時期の日当たりが花付きに影響を与えます。この時期は日射しが強い場合を除いて過度に遮光せず、できるだけ全体に日が当たるようにしてあげましょう。
冬に暖かいと咲かない?
「マキシラリア ピクタ(別名:ポルフィロステレ)」のように5℃程度あれば冬越しできる耐寒性に優れている種もあります。この種は冬から春に花を咲かせますが、この時期に最低気温が13℃以上になると花芽を付けにくくなります。 |

乾燥に弱いので、生育期は十分に水をやる必要があります。植え込み材料が乾きかけたらたっぷりと水を与えましょう。また、空気中の湿度が高い環境を好むので葉にも水をかけてあげると良いでしょう。生育期に水切れさせてしまうと葉先が黒く枯れ込んでしまいます。
冬の休眠期はほとんど生長しないのでやや乾かし気味に管理しますが乾かしすぎないようにしましょう。休眠期であっても花が咲いている時期は株が非常に体力を使っているので水切れは禁物です。花の咲いている時期に乾燥させるとバルブがしおれて弱ります。
肥料は新芽の出てくる頃(春)〜秋の生育期に1000倍の液体肥料を月2〜3回与えます。真夏は暑さで少し弱ることがあるので、薄め(2000倍)のものが良いでしょう。生育期に充分肥料を与えて体力のあるしっかりとした株にして、開花に備えます。
休眠期は肥料を与えても吸収しないどころか根が肥料に負けてしまい根腐れを起こしてしまうこともありますので一切与えません。花が咲いている時期は肥料を与えたい誘惑に駆られますが、水以外は必要ありません。

植え込み材料には水ゴケを使います

種によって株の形状が異なるので、植え付け方法もやや異なります。
バルブが密に発生するもの鉢植えにします。
バルブとバルブの間のほふく茎が長く伸びる種はコルク板につけても良いでしょう。長いほふく茎が上に向かって伸びていく「テヌイフォリア」などはそちらの方が管理しやすいと思います。
鉢植えでも栽培できますが、普通に植えてもすぐにほふく茎が鉢の外に飛び出してしまいますので、鉢の内側の円周に沿って円を描くようににバルブを配置して植え付けます。
植え替えの時期は冬〜春咲きのものは3月〜5月、夏咲きは9月中旬〜10月中旬です。

大株は植え替え時期に株分けできます。
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