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ミルトニア>>ミルトニアの育て方
花は非常に美しいですが暑さに弱い
■ミルトニア 
ラン科 洋ラン 原産 ブラジル アンデス山系

栽培データ一覧

最高温度

使用用途
1
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花の咲く時期          
植えつけ時期      
肥料の時期              
25℃以下 ×庭・花壇
耐寒温度 ○鉢(プランター)
10℃以上 ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
15〜23℃ ×水栽培


病気 軟腐病・害虫 ハダニ カイガラムシ

根が細く乾燥に弱いので水切れに注意しましょう
●暑さに弱く夏は25℃以上になると生育が極端に衰えます
●冬と夏の2回休眠期があります

 ミルトニアは花の形から別名「パンジーオーキッド」と呼ばれる南米原産のランです。ミルトニアは産地によって大きく2つに分類されます。ひとつはアンデスの高地に自生する「ベキシラリア系」と呼ばれるもので花は丸っこくて大きく色も鮮やかで美しい品種が多いですが夏の暑さに弱い性質を持っています。高地性という言い方をすることもあります。もう一つはブラジル原産の「スペクタビリス系」と呼ばれるもので高地性のものと比べると暑さに強く比較的育てやすいですが、花は小さく色も地味なものが多いのが特徴です。こちらは高地性に対して低地性と呼ばれることもあります
 低地性のものは産地の環境・性質がオンシジウムに近く育て方もオンシジウムに準じます(>>>オンシジウムの育て方)。ここでは主に高地性のものを中心とした育て方を紹介します

 花が大きい割には花茎が細くて弱いので花茎が伸びてきたら支柱を立てましょう。支柱を立てずにそのままほおっておくと花が咲く頃には花茎が花の重さで垂れ下がって下向きに花が咲いてしまいます。支柱は細めの同系色のものを使うと目立ちません

  高地性のミルトニアは一年を通して冷涼で霧がまわりを囲むような標高1000〜2200mの場所に自生しています。それをふまえた上で日当たりや置き場所も考えた方がよいでしょう
 あまり強い日光を好みません。一年を通して半日陰の場所で育てましょう。5〜9月は屋外に出して育てますが直射日光のさし込まない明るい日陰で育てるようにしましょう。問題は夏です。ミルトニアは夏の暑さに弱いのでできるだけ温度が上がらないように気をつけます。樹の下(明るい日陰になっている場所)に吊して栽培しても良いでしょう。夏だけは北向きの場所においてもかまいません。夏は風通しを第一に置き場所を考えましょう
 秋になり最低気温が10℃を切る頃に室内に取り込みます。窓際のレースのカーテン越しくらいの日射しがちょうど良いでしょう。ただし窓際は夜間に冷えるので日が落ちたら室内の中程に移動させましょう。10℃を切らなければ枯れることはありませんが13〜15℃あった方が元気に育ちます。夜間に10℃を切るような場合は段ボールをかぶせるなどの防寒対策を行った方が良いでしょう


 根が細く水分が逃げやすいので乾燥に弱い。植え込み材料の表面を触ってみて湿っていなかったら水を与えるようにしましょう。まだ湿っているのに水を与えると根ぐされをおこしやすいので気をつけます。油断するとすぐに乾燥状態になってしまいます。空気中の湿度が高いのを好むので夏は夕方に葉や株全体にも水をかけます。ただし風通しが悪くて湿度が高いと株が蒸れて腐る恐れもあるのでしっかりと風の通るところで育てることが大切です
 最低気温が10℃以下になると休眠に入ります。冬は水やりの回数を控えて植え込み材料の表面が乾いてから1〜2日後に水を与えるようにします。新芽に水がたまると腐ることがあるのでティッシュなどで水を吸い取ります
 肥料はさほどたくさん必要ではありません。毎年新しい水ゴケに植え替えていれば肥料は必要ないという意見もあるくらいです。4〜6月にかけて液体肥料を1000倍に薄めたものを月に2回ほど与えます。真夏は暑さで休眠にはいるので肥料は与えません。9〜10月にかけて液体肥料を2000倍に薄めたものを月に2回与えるようにします

水ゴケを使用します

 2年に1回を目安に植え替えを行います。植え替えの目安は植え込み材料が黒くいたんでいたり鉢が株で一杯になってしまった場合に行います。最低温度が10℃以上保てるのなら3〜4月に植え替えを行います(ただし花芽が伸びている株は9月まで植え替えない)。根をしっかりと張らしておいて暑さに耐えられる丈夫な株にするため春は早めに植え替えます。5月以降は暑くなってくるので植え替えは行いません。この時期に植え替えできなかった株は夏の休眠期が開けて新芽が動き出す9月に植え替えても良いでしょう
 植え替えは通気性を考えて素焼き鉢を使用します。鉢の3分の1くらいの所まで軽石や鉢かけを入れておきます。新芽の伸びる方向にスペースを空けて植え付けましょう。また根が細くて折れやすいので傷んだ水ゴケを取り除いたり枯れた根を切り落とす以外あまりいじらずにそのまま一回り大きな鉢に植え替えてもかまいません植え替え後2週間は水やりをやや控えめにこまめに葉に水をかけて空気中の湿度を高く保つようにします

 株が大きくなったバルブがたくさんでて大株になったら株分けでふやすことができます。適期は植え替えと同じ時期です


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