|

病気 ウドンコ病/害虫 アブラムシ カイガラムシ類
●病害虫が発生しやすいので薬剤での予防をこまめにする
●年を経た木は枝を切りすぎない
●日当たりの良い場所を好みます

モモは中国原産の落葉性の木ですが現在数多くある園芸品種はそのほとんどが古くから日本で改良されてものです。園芸的に用途によって花を観賞する「ハナモモ」と果樹として利用するものに分けられます。ちなみに普通に「モモ」というと果樹として利用する方のものを指します。とりわけハナモモにはバラエティーに富んだ美しい品種が多く、桃色の他に、白、赤、紅白の咲き分けをするもの、キクに似たかたちの花を咲かせるものなどがあります。実は果樹に利用するもののように大きくならずに食用には適しません。たいがいの品種が鉢植えでも育てられますが大きくなるので基本的に地植えで育てます。鉢植えにする場合はあまり大きくならない「キクモモ」などを選ぶとよい

12月から2月か花の終わった後に枝の切り戻しを行います。花芽はその年の春に伸びた枝が7月頃に充実し枝の内部で作られます(咲くのは翌年の3月以降)。短い枝にたくさん花芽が付くので細くて弱い枝や伸びすぎた枝は短く切り戻してしまいましょう。木が若いうちは多少短く切り戻しても横から芽が吹いてきますが年を経た木は芽吹く力が弱いのであまり短く切り戻してしまうと新しい枝が伸びてきません。大きくなった木はあまり短く切り戻さないように注意しましょう。太い枝を切り落とした場合、切り口から雑菌が入りやすいので「癒合材(”ゆごうざい”と読みます。チューブに入った軟膏のようなものでホームセンターの園芸コーナーで販売されています)」を塗っておきましょう
モモは病害虫が付きやすいので定期的に殺虫、殺菌剤を散布します

日当たりの良い場所で育てます。日陰では育たないので地植にする際は注意しましょう
耐寒性があるので冬は特になにもする必要はありません

やや乾燥気味の土壌を好むので鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにします。地植えの場合は植え付け直後と真夏に極端に乾燥する場合をのぞいて与える必要はありません
肥料は1月から2月に1回、花の終わった後に1回8月頃に1回の年3回に分けて与えると効果的です。与える肥料は油かすと骨粉を同量混ぜ合わせたものを株から少しはなした場所に溝を掘り、そこに埋めます

水はけが良ければ特に選びません。地植にする場合もじめじめした場所や水はけの悪い場所ではよく育たないので、植え付ける場所は良く選びましょう
植え替えは特に必要なし。小さな鉢植えで徐々に大きくしてゆく場合は鉢が根でいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えます。水はけを良くすることが大切なので鉢のそこには大粒の軽石などを敷きましょう。適期は2〜3月です
植え付けも同様に冬におこないます。植え付けた直後はたっぷりと水をやって落ち着かせます
接ぎ木で殖やすことができます。しかし、どの木にどの枝を接ぐかなど品種同士の相性などもあり高い技術が必要なので初心者向きではありません。
|