中国の北中部、江蘇省から浙江省にかけて分布するバラ科の落葉性低木です。名前は茶人「千利休」にちなみますが、日本に入ってきたのは、明治時代末(ちなみに、イギリスやアメリカではそれよりも60年近く前に導入・植栽されたようです)で利休ゆかりというわけではなく、茶花として広く利用されていたためそのイメージから名付けられたと思われます。現在は庭木としても広く普及しています。 開花時期は4〜5月で径4cmほどの梅に似た形の白花を枝が埋もれるほどではありませんが、それなりにたくさん咲かせます。満開時期でも豪華さや派手さをあまり感じさせない、おとなしく控えめな花ですが、何となく品があります。 葉はだ円形で長さ5cm前後、フチには葉の上半分だけゆるいギザギザが入ることがあり、葉の裏側は粉をふったような白色になります。 芽吹きと開花が同じくらいで、新緑の葉と白い花の淡いコントラストが春のやわらかい陽光に映えます。ウメやサクラに比べると印象が薄いですが春の花木として知っておきたいもののひとつです。
’リ’からはじまる植物 バラ科 花木・庭木・果樹 |
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