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サクラソウの育て方

サクラソウサクラソウ科 学名:Primula siboldii 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

日本(四国、沖縄のぞく)、朝鮮半島~中国東北部に分布する、毎年花を咲かせる宿根草です。川岸や木のまばらに生えた草原に自生し、群生することもあります。野生種の群生地は今となっては貴重となっています。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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植え替え
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
花が咲き終わったら、根元を隠すような感じで株元に土を寄せて盛ります。この作業を「増し土」といいます。サクラソウは地際に新しい根茎をつくって、翌春そこから芽を出します。そのまま何もしないと、根茎の一部が地表に露出したままになり、乾燥して弱ります。増し土は新しい根茎を乾燥から保護する大切な作業です。

日当たり・置き場所 
芽が出て花が咲き終わる頃まではよく日に当てて育てます。やや暑さを嫌がるので夏の間は風通しのよい明るい日陰で育てます。野生種以外は雨に当たると葉や花が傷むことが多いので気をつけましょう。寒さには強いので、防寒対策は特にいりません。

水やり・肥料  ポイント
川岸などに自生する植物で、湿り気のある土壌を好みます。乾燥させないことが大切です。水やりは土の表面が乾いてきたらたっぷり与えましょう。芽が出てから花が咲くまでの間は特に水をほしがるので、水切れに注意して多めに水を与えます。冬の休眠期はさほどすぐ乾かないので、水やりは回数を控えます。

肥料は芽が出てから花が咲き終わるまで、液体肥料を1週間に1回与えます。肥料を与えるとそれだけ葉も大きくなりますが、逆に風情がなくなります。また、肥料過多になると根が腐ることがあるので気をつけます。

用土
水はけのよい用土が適しています。鹿沼土7:軽石砂3の割合でまぜた用土など。

植え替え・植え付け
植え付け深さ植え替えの適期は冬です。ただし、厳寒期の作業は避けましょう。

5号鉢に4芽くらいが目安です。鉢底に大粒の軽石を多めに敷いて水はけをよくします。古い土をよく洗い流して、鉢の中に根を浅く広げ、芽は先端が心持ち上に向く感じで横向きにして植えます。土は芽先に2cmほどの厚さかぶせるようにします。

地植えは、野生種や強健な園芸品種を選びます。植え付ける場所は落葉樹の下が適しています。

ふやし方
植え替え時に株分けするほか、タネから育てることができます。

タネまきは花後にできるタネを採取し(6月頃)、湿らせた砂の中に入れて冷蔵庫などで保存して翌年の3月頃にまきます。タネを乾燥させると極端に発芽率が落ちます。早ければタネをまいた翌年から花を咲かせます。

かかりやすい病害虫
害虫 アブラムシ

茎葉、花にアブラムシが発生します。見つけ次第薬剤を散布して駆除します。

まとめ 
乾燥に弱いので、水切れに注意する
暑さが苦手なので、夏は風通しのよい半日陰に
花後は必ず増し土をする

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サクラソウとは
サクラソウ科
山野草の仲間