ガーデニングの家庭の医学「ヤサシイエンゲイ」


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選んだ記事は [No22547] です。

  [22532] シクラメンの夏越し
    DATE : 2006年05月30日(火) 11時28分
    NAME : 葵さん
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    U R L:


    昨年の冬にシクラメンの鉢植えを購入しました。とても綺麗な色で気に入っているので夏越しして、今年の冬も咲かせたいと思っています。
    休眠法と非休眠法とあるみたいですが、今の段階でも株全体に葉が青々としていて、良く見ると新しい、新芽も出ています。この場合は非休眠法の方がいいのでしょうか?
    居住地は寒冷地ですが、集合住宅です。日当たりの良いベランダに鉢を置いていて、気温もかなり上がるのでは?と思います(すいません、引っ越してきて初めての夏を迎えるものでベランダがどんな環境になるかはっきりしません)
    休眠法、非休眠法のメリット、デメリットなども教えていただけるとありがたいです。

 
[22547] (1) Re: [22532] シクラメンの夏越し  
DATE : 06/05/30(火) 15:47
NAME : Ryu.さん
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U R L:


休眠法と非休眠法は以下のように違います。

【共通】
終日日陰の風通しがいい、雨がかからない場所に置く。
底面給水鉢の場合、水がたまらないようにする。
(受け皿をはずすか、できない場合は必ず水を捨てる)

【非休眠法】
<水遣り>
 一週間に1,2回与える。(日没後〜夜半までを推奨)
<長所>
 葉の展開、開花が比較的早くなる。
 体力不足の株が生き残りやすい。
<短所>
 用土の保水が良すぎる場合や管理を間違った場合に蒸れで駄目にすることがある。
 植え替えの際にあまり用土の更新ができない。 (根鉢を軽く崩す程度)

【休眠法】
<水遣り>
 一切与えない。
<長所>
 蒸れによって駄目にすることはなくなる。
 用土を全て更新できる。(根は1/3ほど残して切り取る)
<短所>
 葉の展開、開花が比較的遅くなる。
 体力不足の株は生き残りにくい。

どちらを選択するかですが、どんどん葉を落として葉が残り少なくなった場合は休眠法、
そうでないなら非休眠法でいいかと思います。(目安は葉が10枚以上あるかないか)
元気な株も水を切れば休眠させることができますが、逆(葉が落ちた株を非休眠法)はお勧めしません。

置き場については何らかの方法で上から吊るすか、
メタルシェルフなどの背が高い棚を使う(上部に置く)かすると、
通風が確保できて床からの熱の伝播もなく、
比較的管理しやすいかと思います。

 
[22549] (2) Re: [22547] [22532] シクラメンの夏越し  解決しました!
DATE : 06/05/30(火) 16:14
NAME : 葵さん
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U R L:


Ryu.さん、ありがとうございます。
とっても分かりやすく説明していただいて感謝しております。
どちらの方法も一長一短なんですね。
あと少し様子を見て、どちらにするか選択したいと思います。
置き場所についても気を遣ってあげたいです。また綺麗な花を咲かせたいです。
回答、ありがとうございました。





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