DATE : 06/07/12(水) 16:48
NAME : ぽーさん
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まず黒い虫ですが・・・細長くて動きが速いのなら、たぶんスリップス(アザミウマ)でしょうね。バジルにもつく吸汁害虫です。
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/gaichu02.html↑このサイト以外でも、ネットで「アザミウマ」または「スリップス」で検索すると、たくさん画像が見られますので、確認してください。
天芽のあたりに卵を産みつけ、成虫も幼虫も加害します。
同じ吸汁害虫のアブラムシやハダニは、植物の汁を吸うだけですが、スリップスは葉もかじるんですよね。ひどくなると、先端部を中心に茶色く変色したり、萎縮した感じになって、枯れてくることがあります。
ろびんさんのも、先端部ほど被害が多くないですか?
いまのバジルの大きさがわかりませんが、ある程度大きくなっていれば、いっそ先端部をばっさり切り戻し(摘心)しちゃうと、かなり数が減らせるのでは。
虫がいてもいなくても、バジルには摘心が不可欠です。摘心することで枝数が増え、がっしり丈夫な株になります。
大きく元気な下葉が4〜6枚残せるなら、そこより上の部分で摘心してしまいましょう。
同時に、スリップスの世代交代を防ぐため、鉢の表面に落ちている枯れ葉などはきれいに取り除きます。プランターのまわりの雑草などもなるべく抜いて掃除して、環境をきれいにしてみてください。
ヨトウムシは飛びません。土の中にいる幼虫ですから(笑)。
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/gaichu27.html葉のかじりあとが小さければ、スリップスのしわざ。
大きくかじられていたらヨトウムシだと思います。ヨトウムシは大きくなってくると、黒い糞を残すので、それが一つの判断材料になります。
小さなかじりあとしかなければ、ヨトウムシはついていないかもしれないですね。
スリップスもヨトウムシも、オルトラン粒剤が効くんですが、ただバジルのようなシソ科の作物には適用がないんですよね。(厳密に言うと、シソ科にこの薬を使うのは法律違反、食べて何か不都合があってもメーカーは責任を負いません、ということ)
オルトランにかぎらず、シソ科の野菜には適用できる農薬がすごく少ないみたいです。
ほかの葉野菜でしたら、適用のある薬もたくさんあるのですが・・・。
使うとしたら、そういう安全性の高そうな薬のなかから自己責任・自己判断で選ぶ、ということになると思います。
スリップスは、捕殺その他がむずかしいのですが、ヨトウムシは前のレスに書いたとおり、夜間パトロールでかなり撃退できると思います。