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スモークツリーの育て方

スモークツリーウルシ科 学名:Cotinus coggygria 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよいほう)

5月~6月に径3mmほどの小さな淡緑色の花を穂状たくさん咲かせます。花後、雌株は不稔花の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになり、花穂の見た目がもふもふした感じなり、それが煙っているように見えるのでこの名前があります

栽培カレンダー
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開花期
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植え付け
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剪定
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肥料(鉢植え)
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季節・日常の手入れ ポイント
剪定
古枝の更新と樹形を整えるために剪定を行います。作業の適期は落葉期の冬です。四方によく枝を伸ばして雑多に茂るので、作業は毎年行います。まず、勢いの弱い細い枝や重なり合った枝を切り落とします。これは、風通しと日当たりをよくするために行います。

次いで、樹型がうまくまとまるように枝を切り詰めていきましょう。また、古い枝を切って若くて美しい枝葉を出させるようにして、株の若返りを図ります。切る位置に特に決まりはなく、どこで切っても新芽を吹きます。この頃にはすでに春に開花する花芽ができあがっています。樹形を整えるために多少犠牲にするのはやむを得ないとして、剪定の必要がない枝までばっさり刈り込まないように注意しましょう。

切り落とした枝の断面からでてくる樹液はにおいがきついので服や手に汁が付かないように注意して作業しましょう。
その他の剪定
他に比べて突出して勢いよく伸びる枝(徒長枝)は花後に短く切り詰めます

日当たり・置き場所 
日当たりの良い場所を好みますので良く日の当たる場所に植えましょう。暑さにも強いので真夏に直射日光が当たるような場所でも大丈夫です。
耐寒性も非常に強いので特に防寒対策をする必要はありません。植栽適地は北海道南部から沖縄。

水やり・肥料  ポイント
乾燥した土地を好むので、鉢植えの場合あまり水をやりすぎないよう、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにします。地植えは植え付け直後や真夏に日照りが続くような場合をのぞいて、普段の水やりを行う必要はありません。
肥料はほとんど与えなくてもよく育ちます。むしろ与えただけ大きくなり、扱いづらくなります。地植えは、植え付けを行う際に土に堆肥を混ぜ込んでおけばそれ以上必要ありません。

鉢植えは、12月~2月頃に追肥として、緩効性の(効き目がゆっくりで効果に持続性がある)化成肥料を株から少しはなした場所に与えます。この2月頃に与える肥料を寒肥(かんごえ)といって、春から新芽が元気に伸びてくる時にスムーズに生育するために施しておく肥料です。花木ではよく行われるので覚えておきましょう。花後にも同じものを少量与えます。

用土
過湿に弱いので水はけをできるだけ良くしましょう。赤玉土5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜた土で植えます。地植えの場合は特に土質を選びませんが、粘土質で水の通りにくい土地では育ちにくいので避けましょう。

植え替え・植え付け
基本的に地植えで育てるので植え替えの必要はありませんが、幼木を鉢植えで育てる場合は鉢が根でいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えていき、最終的には地植えにするようにします。
植え付けは落葉期の11月~3月が適期ですが、できれば厳寒期は避けます。植え付けた後は充分に水を与え、根付いてくるまでの1ヶ月間はできるだけ乾かさないようにします。一度根づくと普段の水やりは必要ありません。

ふやし方
タネをまいて増やすことができます。

かかりやすい病害虫
害虫 カイガラムシ
特に見られませんが、風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。

まとめ 
肥料を控えて、大きさをキープします
メインの剪定は冬で、樹形を整えるために行います
日当たりを好みます

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