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病気 特になし・害虫 特になし
●アマリリスに性質が近く育て方もアマリリスと同様に扱います
●寒さに弱いので庭植えの場合は秋に球根を掘り上げます
●根を傷つけないようにします

スプレケリアはヒガンバナ科の球根性植物でメキシコに1種が分布しています。少しのバラエティー(変種)はあるものの実質園芸で広く育てられているのも1種のみです。性質がアマリリスに似ていることから以前は園芸上では同じ仲間として扱われていましたが、今は別の植物として扱われることが多くなりました。5月頃に1本のはなく木に1つの大きくて赤い花を咲かせます。花の形がツバメの飛んでいる姿に似ていることから”ツバメズイセン”の別名があります。育て方はアマリリスと同様の扱いでよく育ちます。そちらも併せて参考にしてください

花が枯れてきたら株を消耗させないために花茎の下から切り取りましょう
あと、気をつけたいのは花が咲き終わったあと葉っぱが邪魔なので切り落としてしまう方がおられますが、葉っぱは翌年に花を咲かせるための栄養を球根の中に貯える大切な役目がありますので自然に枯れるまで付けたままにしておきましょう

大変日光を好みますので日当たりの良い場所で育てましょう。ただし真夏だけは直射日光の当たらない半日陰【※】の場所に移動させるか、地植にしているものは日除けを行いましょう。真夏の日射しは強烈すぎて植物を弱らせてしまうからです
※半日陰【はんひかげ】…直射日光は当たらないが比較的明るい場所。もしくは午前中は日がさし込むけれども昼以降は日陰になるような場所
冬の寒さには弱いので葉が黄色く枯れてきたら掘り上げて土をよく落としてからおかくずやバーミキュライトを入れた段ボールや発泡スチロールの中に入れて春まで貯蔵します。鉢植えのものはそのまま室内に移動させます。暖地では庭に植えっぱなしにしておいても冬越しが可能ですが上から腐葉土などをかぶせて土が凍らないように保温して置いた方が無難です
掘り上げた球根に根が付いていると、翌年に植え付けたときに(根がないものに比べて)生育がよいので、できるだけ根を傷めないように慎重に掘り上げましょう

水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。秋以降は葉っぱが枯れてきたら徐々に水やりの回数を少なくしていって冬は生育が停止して休眠にはいるので水を断ちます。冬でも気温が13℃以上保てる場所では葉が枯れず、休眠もしませんので春〜秋の生育期よりも心持ち控えめにしつつ水を与えます
肥料は植え付ける際にゆっくりと効く粒状の肥料を土に混ぜ込んでおきます。6〜9月に追肥として1週間に1回程度液体肥料を与えましょう

水はけがよく、有機質に富んだ土が適しています。赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土や草花の培養土を使用しましょう
植えつけの適期は霜の心配がなくなる4月です。植えつけのタイミングを外すと土に植わっていないむき出しの球根から花のつぼみが伸びてくるという悲惨な結果になってしまうので、植えつけが遅れないように注意しましょう。庭植えにする場合は球根の底が地表から10cmの深さの場所に来るようにし、複数植える場合は球根の間隔を15cm開けて植え付けます
鉢植えにする場合は5号鉢(直径15cm)に1球を目安にして、球根の頭が少し地上に見えるくらいの浅植えにします
地植えのものは毎年秋に掘り上げて春に植え付けます(日当たり・置き場所の項を参照)。鉢植えにしているものは3年に1回くらい、土の中でふえた球根を分ける(分球する)ことも兼ねて植え替えます
自然に分かれた球根を手で分けます。スプレケリアはあまりたくさん分球しないので3年に1回くらいが目安です。分けた球根が小さければ大きめの鉢や箱にまとめて植え、大きくなったら1個ずつ鉢に植えます。生長はゆっくりで分けた子球が花の咲く大きさになるまで3から4年かかります。親球根をナイフなどで切り分けてふやす方法もありますが、球根が犠牲になる上に確実に成功するとも限りませんので初心者はやめておいた方が無難です
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