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ス行スパティフィラムスパティフィラムの育て方
■スパティフィラム  科名 サトイモ科 原産 熱帯アメリカ マレーシア
ハクモクレン
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光沢のある葉と清楚な白い花の取り合わせが美しい観葉植物です。草丈70cm程度の中型種やコンパクトにまとまる小型種が栽培の中心です

栽培データ一覧
最高温度 使用用途
1
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8
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花の咲く時期
植え替え時期                
肥料の時期              
----- ◎鉢植え
○ハイドロ
耐寒温度
8℃以上
生育適温
16〜27℃


病気 なし・ 害虫 カイガラムシ・ハダニ・ナメクジ
 風通しが悪いとカイガラムシが発生します。カイガラムシは茎から植物の樹液を吸汁して生育を衰えさせます。幼虫の時期は比較的薬剤散布が有効ですが、成虫になると殻のようなもので覆われ薬が効きにくくなるので、見つけ次第歯ブラシなどでこすり落とします。
 乾燥すると葉の裏にハダニと呼ばれる小さな虫が付きます。カイガラムシ同様植物の生育を衰えさせますので、見つけ次第薬剤で駆除します。霧吹きなどで葉に水をかけて乾燥を防ぐことである程度発生を予防できます
 ナメクジはスパティフィラムを屋外で育てる場合、一番やっかいな害虫といえます。やわらかい葉や花を食い荒らしてしまいますので、見つけ次第取り除きましょう。地面に直接鉢を置いているとよじ登ってくることが多いので気を付けましょう。

清楚な姿の観葉植物
●生育期(春〜秋)は水やりをたっぷりと
●柔らかい日差しを好む
●冬は室内で管理します

  30種類が熱帯に分布する、常緑性の植物です。30種類の大半は熱帯アメリカ原産ですが2種が熱帯アジアに分布します。現在栽培されているのはそれらの品種を元に改良された園芸品種です。
 スパティフィラムは草丈によって「大型種」「中型種」「小型種」に分けられます。その中でもよく出回っているものは草丈70cmほどの中型種やコンパクトで小さな鉢でも育てられる小型種が中心です。中型種にはスパティフィラムの代表的な品種「マウナ・ロア」や日本で作出された花付きの良い「メリー」などがあります。小型種には「ミニ・メリー」などがあり、比較的場所をとらないので室内に飾る鉢植え観葉植物として人気があるようです。
 特長は光沢のある美しいグリーンの葉と長い花茎の先端に咲く白い花です。その白い花と全体的にすらっとした感じの株姿が非常に清楚で上品なイメージを与えます。花は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる白い花びらのような部分とその中心にある「肉穂花序(にくほかじょ)」と呼ばれる棒のような2つのパーツからなっています。花の本体は肉穂花序のほうで、タネもこの中にできます。サトイモ科の仲間のアンスリュームも似たような構造の花を咲かせます

 白い仏炎苞が緑色を帯びてきたら、花が終わりに近い証拠ですので花茎の付け根から切り取りましょう。そうすることでよけいな体力が消耗されないので、その後の花が咲きやすくなります

 基本的に冬以外は直射日光に当てないようにしましょう。強い日射しに当てると葉焼けを起こしたり、葉全体が茶褐色に変色してしまいます。春・秋はレースのカーテン越しのような柔らかい日差し、夏の日射しはこの植物には強烈すぎるので避けて、明るい日陰に移動させます。
 屋外で育てて遮光ネットや寒冷紗を使用する場合、春・秋は30%〜40%、夏なら60〜70%の遮光が適当です。日陰でも充分耐えますが、日の当たらない場所では花が咲きませんので気を付けましょう。柔らかい日差しの元でこそ、本来の光沢のある葉と花が楽しめます。
 寒さには弱く最低8℃以上の気温は確保できるように、冬は室内に取り込んで育てます。冬は日射しが強くないので、直射日光に当てても大丈夫です。むしろ、よく日の当たる日なたなどが適しています

 水を好む植物です。生育期の5月〜9月は土の表面が乾きかけたらたっぷりと水やりを行いましょう。空気中の湿度が高い環境も好みますので、同時に葉に霧吹きなどで水をかけてあげる(葉水と言います)となお良いです。乾燥させると葉がしおれてしまいますので、そうなる前に水をやるようにしましょう。特に夏は乾きやすいので注意が必要です。
 冬は気温の低下とともに生育が緩慢になり、さほど水を必要としなくなりますので生育期よりも乾燥気味に、土の表面が乾いてから水をやるようにします。土中は乾燥気味に保ち、空気中の湿度を高めるために葉水をこまめに与えた方がよいです。
 肥料は生育期2ヶ月に1回ゆっくり効くタイプの固形肥料や化成肥料を鉢土の表面に置き肥します。液体肥料の場合は生育期間中2週間に1回ほどのペースで施します。冬でも生育期同様の温度が確保できて、新芽が延びて生長しているようなら同様に(固形肥料なら2ヶ月に1回、液肥なら2週間に1回)肥料を与えますが、基本的に必要ありません
 肥料はチッソ分の多いものを与えると、葉は茂りますが花が咲きにくくなりますので気を付けましょう。

 水はけが良く、栄養のある肥えた土が適します。赤玉土8:腐葉土1:川砂1の割合で混ぜた土が適します。川砂の代わりに堆肥を加えても良く育つようです。

 生育旺盛で根が良く張りますので1〜2年に1回は植え替えが必要です。鉢のなかが根でいっぱいの状態ですと根詰まりを起こして葉先から枯れてきたり根腐れを起こしてしまいます。
 鉢の底から根が伸び出てきたり、葉先が枯れ込んできたら鉢内の環境が良くない証拠ですので植え替えを行いましょう。植え替えの適期は5月〜8月です。

 株分けでふやすことができます。株分けは植え替えを兼ねて行うのが一般的です。鉢から抜いた株はハサミなどを使って根を裁断していき、株を縦に2分割します。このとき根をほぐして傷んだ根や古い土を取り除いておきましょう。それぞれを新しい用土で植え付けて、新芽が出るまで風の当たらない明るい日陰に置いて管理します。
 タネを採取して育てることもできますが、開花までに3〜4年かかります。タネをまく場合は湿らせた水ごけを鉢に入れて、その上にタネの表面が隠れる程度ごく浅くまきます。


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