タマシャジンが属するキキョウ科フィテウマ属のは約50〜60種の仲間が西アジアからアルプスにかけて分布します。その中でも通常、タマシャジンの名前で栽培されているのはヨーロッパアルプス、アペニン山脈原産の「フィテウマ・ショイヒツェリ」で岩場や礫原などに自生する高山植物です(以下、文中で断りのない場合はこの種をタマシャジンとします)。草丈は低く、全体的に小型で春に美しい青紫色の花を玉状に咲かせます。非常に特徴的でユニークな花姿からはキキョウ科というのがあまり想像できません。 高山植物の中では比較的暑さに強く花付きも良いので育てやすい部類にはいると思います。花の色素が抜けた白花種も存在します。 また、タマシャジンと同じ品種なのか、別物なのか、園芸品種なのか…非常に類似した「フィテウマ・コメットスター」という種が流通していますが、詳細は不明です。ただ、タマシャジン同様暑さに強く育てやすいようです。 タマシャジンと同じフィテウマ属の仲間でも「グロプラリフォリウム」や「フミレ」のようなアルプスの3000m級の場所に自生するものは暑さに弱く育てにくいです。また、以前はファテウマ属に 分類されていた「フィソプレックス・コモーサ(旧フィテウマ・コモーサ)」は別名「悪魔の爪」と呼ばれ、タマシャジンに似た花姿をしており、非常に特徴的な姿をしています。
※品種によって耐暑性が違い難易度も異なります。ここではもっとも育てやすいタマシャジン(ファテウマ・ショイヒツェリ)について説明します。 置き場所 一年を通して日当たりと風通しの良い場所が適しています。高山植物の中では暑さに強い方ですが、真夏は特に熱のこもらない風通しの良い場所を選んだ方がよいでしょう。 過湿に弱いのでできれば雨の当たらない場所がよいです。 水やり ふやし方 ’タ’からはじまる植物 キキョウ科の植物 山野草 |
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