東南アジア〜オーストラリア、太平洋諸島に約80種類が分布するつる性の多年草で、茎の節から根を出して岩や樹木に張り付いて成長する着生植物です。一部の種では葉が肥大して水分を蓄えるための貯水嚢(ちょすいのう)をつくります。「ラフレシアナ」(別名:アケビモドキ)は貯水嚢の内側が空洞で根が生えており、乾燥した水不足の環境になるとその根で貯水嚢に蓄えられた水分を吸収します。 貯水嚢をつくる代表的な主として「ペクティノイデス」があり、そのユニークな姿から「フクロカズラ」の別名があります。 また、貯水嚢は付けませんが夏に咲く小さな赤色の花がきれいな「ルスキフォリア」も鉢植えとして流通しています。また、つるが垂れ下がる姿の美しいベンガレンシス」やその斑入り品種「ベンガレンシス・バリエガタ」、葉が小さくてかわいらしい「ヌンムラリア」などが知られています。
■寒さに弱い 耐寒温度は5℃〜10℃、冬でも成長させるなら12℃以上の気温が望ましいです。屋外での越冬はむずかしいので、冬は室内で育てます。日当たりを好むので、室内でもなるべくよく日の当たる場所に置きましょう。 ■日当たり 春と秋は日当たりの良い場所か半日陰の場所におきます。真夏は直射日光に当てると葉が傷んでしまいますので明るい日陰に置きます。 ■水やり 乾燥には強い方で、逆に過湿にならないように気をつけます。水やりは用土が乾いてから与えるようにします。空気中の湿度が高い環境を好みますので、水やりとは別にときどき霧吹きなどで株全体に水をかけてあげてもよいでしょう。冬は寒さで成長が鈍るので水やりの回数を減らして乾燥気味で管理します。 用土を過湿にすると根が腐って水を吸えなくなり、葉にしわが寄って最終的には枯れてきます。特に水ゴケで植えている場合は過湿になりやすいので注意が必要です。 ■用土 水ゴケ単用か水はけのよい室内園芸・観葉植物用の土(例えば、赤玉土とピートモスとバーミキュライトを等量混ぜ合わせたものなど)を用います。。 ■肥料 春〜秋の生育期間、薄めの液体肥料を月1回〜2回与えます。ゆっくり効く固形の肥料を用いる場合は気持ち控えめの量を2ヶ月に1回与えます。 ■ふやし方 さし木が可能です。生育おう盛な春〜秋にかけて茎の節から根を出すので、茎を切り取って用土に挿します。 取り木も可能ですが、上述のように節から簡単に根を出すのでさし木の方が手軽です。 ■病害虫 カイガラムシが発生することがあります。見つけ次第早く気を傷付けないようにこすり落とします。 ■その他 つるが長く伸びるので、つり鉢に仕立てたり何かに絡ませて育てます。温室のように一年を通して高温と多湿をキープできる設備があるなら、ヘゴづけにして栽培することも可能です ’テ’からはじまる植物 ガガイモ科 観葉植物 つるが長く伸びる植物 |
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