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チャービルの育て方

チャービルセリ科 学名:Autbriscus cerefolium 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう)

ロシア南部~西アジア原産で、花後に枯れる一年草です。葉を料理の風味付けなどに利用するハーブで、古代ローマ時代にはすでに利用されていました。草丈は30cm~60cm、葉は羽根状に細かく切れ込んでシダのような繊細な雰囲気を持ちます。若葉は軟らかくて鮮やかな緑色をしています。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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タネまき
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収穫(秋まき)
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収穫(春まき)
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肥料(元肥)
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季節・日常の手入れ ポイント
収穫・利用
生長が早く順調に育つとタネまき後2ヶ月目くらいから葉が収穫できます。中心から新芽が出てきて育ちますので、適宜大きく育った外側の葉を付け根から摘んで収穫します。

生葉を主に料理の風味付けに利用される他、繊細な葉を活かして飾りにも利用されます。香りの成分が揮発性で熱を加えすぎると香りが飛んでしまいますので、料理に使う場合は最後のほうに加え火を通しすぎないように気をつけます。乾燥保存はできますが、香りが飛んでしまうため生葉のような風味は期待できません。たくさん収穫的できた場合は刻んでバターに混ぜ合わせハーブバターにしたり冷凍保存します。

花茎を摘む
花が咲いてタネができると枯れてしまいますので、花茎が伸びてきたらすぐに摘み取るようにしましょう。丹念にこの作業をすることが長期収穫のコツです。また、明るい日陰で水を切らさないように育てるとよく育ち随時収穫できます。

日当たり・置き場所
風通しの良い明るい日陰が適しています。直射日光の当たる場所だと葉の緑が濃くなり茎が堅くなり香りも強くなり、やや繊細さが失われます。明るい日陰だと色も草姿も軟らかく育ちます。地植えにする場合は樹木の下などが適しています。湿り気のある土壌を好みますが、高温多湿を嫌いますので夏はできるだけ風通しの良い涼しい場所へ。

水やり・肥料
乾燥を嫌い、湿り気のある土壌を好みます。土の表面が乾いたらたっぷりとも水を与えましょう。

肥料は土にあらかじめゆっくり効く粒状肥料を元肥として混ぜ込んでおけば、特に追肥の必要はありません。

用土
保水力があり、同時に水はけの良い土が適しています。乾きやすい土だと水切れを起こすので適しません。

植え替え・植え付け
一年草で花が咲いてタネができた後枯れてしまうために、植え替える必要はありません。

ふやし方 ポイント
タネまきで育てることができます。適期は3月~4月、9月~10月中旬です。

移植を嫌う植物で、植え替えても根付きにくい性質があるので鉢やコンテナ、庭など育てたい場所に直接タネをまいて育てます。発芽するまで乾かさないように管理し、発芽したら混み合った部分は間引いていきます。最終的に株と株の間が15cm~20cm間隔になるようにします。
新しいタネはよく芽を出しますが古いタネは極端に発芽率が悪いので、自家採集してできるだけ早くまくのが確実です。タネを購入する場合はその点に気をつけましょう。チャービルを含むセリ科のタネはあまり長期間の保存が利きません。

自家採取する場合は花をとらずにそのまま育てると実を結んでタネができますのでそれを採ります。タネを採集せずにそのままにしておいても勝手に地面にタネがこぼれて発芽して増えていきます。花を付けてしまうと茎が堅くなり香りが弱まって食用には適さなくなりますので、収穫用とは別に用意すればよいでしょう。

かかりやすい病害虫
夏の高温多湿時に立ち枯れ病が発生することがあります。風通しのよい場所で育てることが大切です。

まとめ 
明るい日陰でよく育ちます
乾燥に弱いので、乾いてきたらたっぷりと水を与えます
古いタネは発芽率が非常に悪い

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