左から…節の部分のアップ 北半球の温帯に広く分布する植物でスギナ(つくし)の親戚、日本では中部地方より北の地方の山間などに自生しています。地中には地下茎があり、そこから地上に向けて茎を直立させます。茎は濃い緑色で表面がザラザラしてかたく中空です。茎の途中には節がいくつかあり、上に引っ張るとその部分からすぽっと抜けます。節の部分を囲むようにギザギザのハカマがあり、それが葉に当たります。茎は通常枝分かれしませんが、先端が傷んでそれ以上生長できなくなった場合、枝分かれすることもあります。夏に茎の先端から綿棒のようなかたちをした花(胞子葉群)をつけ、そこから胞子をとばします。 日陰でやや湿り気のある場所でも育つので、日本庭園の下草として植えられたり、草もの盆栽としても利用されます。また、 和風テイストの観葉植物として苔玉仕立てにしたり、鉢植えで楽しんだりと存外に楽しみ方の用途は広いと思います。茎が黄色くなるものや斑入りの園芸品種があります。 表面のザラザラを活かして、煮込んで乾燥させた物を薄板などに貼り付け、ツゲ櫛などの木工品を磨くヤスリとして利用されるのだそうです。 天然素材の紙ヤスリといったところでしょうか?
■性質 暑さ寒さに強く、非常に丈夫です ■置き場所 強い日射しをやや嫌いますので、真夏は西日や直射日光の当たらない明るい日陰が理想的です。それ以外の季節はできるだけ日に当てて育てたほうがよいですが、耐陰性もありますので多少日当たりの悪い場所でも育てられます。
■冬越し 冬越しは0℃以上。凍らせなければ大丈夫ですので平地や暖地では戸外で越冬できます。 ■水やり 乾きにはある程度耐えますが湿地性の植物で極端に乾燥する土地では育ちにくいです。 春〜秋の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。冬はあまり生長しないのでやや乾かし気味に、土の表面が乾いて数日経過してから水を与えるようにします。ただし、冬でも10℃以上の気温があると生長しますので、その場合は水切れさせないよう、生育期と同様の水やりを行います。 鉢植えなどの限られたスペースでは土の表面が乾く前に水を与えるとじめじめした過湿状態になり根腐れを起こしてしまうことがありますので気を付けましょう。
■肥料 あまり肥料は必要ありません。生育期に1〜2ヶ月に1回くらい液体肥料を与えるくらいで充分です。 ■ふやし方 株分けでふやすことができます。地上の茎を数本付けた状態で地下茎を切り分けます。丈夫な植物ですので地上の茎が2〜3本付いた状態で小分けした地下茎でも充分根づきます。作業は春〜秋の生育期間ならいつでも可能です。 ■病害虫 性質の強い植物で、病気や害虫の心配はあまりありません ’ト’からはじまる植物 トクサ科 日陰でも育つ植物 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
Copyright © 2000-2007けえ企画. All rights reserved. |