ゴミの掃除はとりあえずここで終わりです。しかし土の中には虫のたまごや目に見えない植物にはよくない菌などが入っていることがあります。これを駆除するためには消毒する必要があります。消毒といっても薬を使用するのではないので、心配しないでください(消毒剤というものもありますが、一般家庭で土が少量の場合はそこまでする必要はない)。お日様のパワーで熱殺菌、殺虫をするのです
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よく晴れた日に、よく日光のあたる場所で、土を黒いビニール袋の中に入れて平べったくのばします。土はこぼれないようにしっかりと袋の口をむすんどいてください。真夏なら2日続けてお日様の日に当たるとじゅうぶんに消毒できます。冬なら3から5日くらいお日様の日に当ててください。また、コンクリートの上ならコンクリートが熱を吸収して、下からも熱が土に伝わるので、より効率よく消毒ができます。土の消毒は、お日様の熱によって土を蒸し焼き状態にするところにありますので、消毒中に触ってみて土があたたかくなっていないようでしたらあまり効果がないということも覚えておきましょう。 |
いつでもできる方法として、育苗鉢などに薄く土を広げて熱湯をぶっかけるという方法があります。冬などはこの方法がいいですが、育苗箱などがプラスチックなので、あまり豪快にぶっかけると熱に弱い分ちょっと変形したりするので注意。それと熱湯の取り扱いにも注意しましょう。
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