細かい葉っぱがクッションのように茂る
ベビーティアーズ(ソレイロリア)
科名:イラクサ科学名:Soleirolia soleirolii別名:ヘルクシネ アイリッシュモス原産地:コルシカ島(フランス)
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ベビーティアーズ(ソレイロリア)とは
フランスのコルシカ島、イタリアのサルジニア島などに1種が分布する常緑性の多年草です。茎・葉・花などすべてのパーツが細かく、全体の雰囲気がちんまりとして非常に愛らしい植物です。
細い茎は地面を這うように伸びていき2~3mmほどのごく小さな葉が密生し、呼び名はこの赤ちゃんの涙ほどの大きさの葉に由来します。こんもりと茂った姿はやわらかで、マット状に広がる姿はコケのような雰囲気がありイギリスでは「アイリッシュ・モス」と呼ばれています。
6月~7月にかけてごく小さな白い花を咲かせますが、「世界一小さい花」と形容されるほど小さくて目立ちません。鉢植えで観葉植物として楽しむことが多いですが、地表を覆うグランドカバーに利用することもできます。
小さな鉢でもよく茂りボリュームが出ますので、ミニ観葉植物やハイドロカルチャーで楽しむのにも適しています。
葉の色は緑色のものの他、やわらかい色が魅力的なライム色のものや黄色が強いもの、葉のまわりに白い縁取りが入る品種などがあります。
属名のソレイロリアはコルシカ島の植物を採種していたソレロルの名前にちなみます。
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