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特徴的な果実

フォックスフェイス(ツノナス)

フォックスフェイス
科名:ナス科
学名:Solanum mammosum
別名:キツネナス
原産地:熱帯アメリカ
樹高:1.5m-2m
果実鑑賞:10月~11月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

フォックスフェイスとは

果実のアップ
独特な果実
熱帯アメリカ原産でナスの仲間です。本来は低木ですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうので一年草として扱います。いくつもの突起のある果実の形がおもしろく、鉢植えや生け花材料として利用されています。果実は毒性があるとされており、食用にはされません。あくまで観賞用のナスです。晩秋が見頃で、その時期になると、園芸店や花屋の店頭、植物園などで見かけます。

果実は最初緑色で、秋に黄色く色づいてツヤツヤした光沢がでます。この色からか、カナリアナスの別名もあります。花は薄紫の星形で、葉の付け根に数輪ずつ咲きますがあまり目立たず、果実ほどもインパクトはありません。葉っぱには柔らかい毛とトゲが生えます。

フォックスフェイス(おそらく和製英語)、ツノナス、キツネナスなどと呼ばれます。世界に目を向けると、果実についている突起から、乳茄(中国名)やnipple fruit(英名)などの呼び名があります。種小名のマンモサムは「たくさんの乳頭突起をもつ」という意味でラテン語由来です。

日本には1935年にジャワの植物園から導入されたのが最初とされます。

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ナス科