ヤサシイエンゲイ

可愛らしく茂る葉、小さな白い花

ブライダルベール

ブライダルベール
科名:ツユクサ科
学名:Gibasis pellucidia
別名:タヒチアンブライダルベール
原産地:メキシコ
草丈:およそ20cm
開花期:気温があれば周年
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(やさしい)

くわしい育て方

ブライダルベールとは

ツユクサ科ギバシス属は南アメリカに約10種が分布します。ブライダルベールというとその中でもギバシス・ペルシディアという種を指します。日本には昭和50年代に登場して、観葉植物として受け入れられて現在に至ります。

メキシコに分布する毎年育つ多年草です。基本的に常緑性ですが、日本では寒さで茎葉が枯れて、春に暖かくなると再び芽を出して生長することも多いです。日本では端折って「ブライダルベール」 と呼ばれていますが、英名は「タヒチアンブライダルベール」といいます。属名のギバシスはラテン語のギバー(gibber:ふくらむ)に由来し、萼の付け根がふくらんでいるところから名付けられました。

細かい白い花が株を覆うように咲き、その姿を白いウェディングベールに見立ててこの名前が付けられました。 花自体は径5~6mmと非常に小さいですが、一度にたくさん咲きます。温度と日照の条件が合えば季節に関係なく一年を通して開花します。花は昼に開いて夜には閉じます。

細いつる状の茎はジグザグに伸びて濃い緑色の細かい葉をたくさんつけ、こんもりと茂ります。葉裏は暗いめの赤紫色になります。吊り鉢やスタンド鉢に植えて、バランスよく茂らせると非常に見栄えがします。そのほかにも小鉢に仕立てて室内に飾っても吊り鉢での豪華さとはまた違ったかわいらしさが演出できます。

葉に黄白色の縦縞が入る’バリエガタ’という斑入りの品種があります。

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