フウセントウワタの育て方
ガガイモ(キョウチクトウ)科 学名:Gomphocarpus (=Asclepias) 用途 鉢植え 露地植え 花の姿かたちもそれなりにユニークで印象に残るのですが、その後にできるトゲの生えた風船のような袋状の果実がユニークで、もっぱらそちらの方を鑑賞したり切り花に利用します。 |
栽培カレンダー
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
開花期 |
実が成る時期 |
タネまき |
肥料 |
手入れ
元々毎年花を咲かせて実を付ける多年草ですが、寒さにやや弱く冬に枯れてしまうことが多いので園芸上は春にタネをまいてその年の夏から秋に楽しんでその後枯れて終わる「春まき一年草」として扱うのが一般的です。霜の心配のない暖かい地域なら屋外でも冬越し可能で一度植えると数年楽しむことも可能です。
冬越しした株は3月頃に高さを1/3ほどにばっさりと切り詰めると低い位置から新芽が出てきます。
日当たり・置き場所
日当たりが良く水はけの良い土壌なら後は特に場所を選ばず育ちます。
水やり・肥料
肥えた土壌ではいやになるほど大きく茂る場合があります。肥料をあまり必要としない植物で、やせ気味の土地の方が姿もまとまります。生育期に肥料を与える場合もありますが、与えなくても生育にあまり影響ありません。
かかりやすい病気・害虫
特にありません。
植え付け・用土
存外に茎葉が横に張るので株と株の間隔は広いかな、と思うくらいとっておいた方がよいです。特に冬越しさせて毎年育てるなら1mほど間隔をとっておいた方がよいでしょう。
ふやし方
タネまきの適期は4月下旬です。鉢やコンテナ、庭に直接タネをまいて芽が出たら込み合った部分を間引きながら育てます。
タネをまく以外に、冬越しした株は春に伸びた枝を切ってさし木でふやすことができます。
ポイント
・暖地では冬越しできる
・タネまき適期は4月下旬以降
・肥料はさほど要らない
関連するページ
ガガイモ科フウセントカズラ ムクロジ科、袋状の果実ができる