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夏に咲く芳香花

マダガスカルジャスミン

マダガスカルジャスミン
科名:ガガイモ(キョウチクトウ)科
学名:Stephanotis floribunda
別名:マダガスカルシタキソウ ハナヨメバナ
原産地:マダガスカル
つる長:~5m
開花期:5月~9月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

マダガスカルジャスミンとは

マダガスカル原産でつるを長く伸ばす熱帯性の常緑低木です。つるを他の植物などに巻き付けて伸びていき、5mほどの長さに達します。

夏を中心として5月~9月にかけて芳香のある白い花を数輪ずつ咲かせます。ジャスミンと名前が付いていますが本家のジャスミンとは縁のない別の植物です。マダガスカル原産で芳香のあるジャスミンに似た姿の花を咲かせるのでそのような名前が付いたのでしょう。花の長さは4~5cmほどで純白、花びらには厚みがあり形は筒状で先端が5つに開きます。葉っぱは濃緑色で分厚く、表面には革のような光沢があります。つるを切ったり傷つけたりするとそこから乳白色の汁がでてきます。

葉に白い斑のはいるバリエガタは鑑賞価値も高く、花のない時期でも観葉植物として楽しめます。
花がウェディングブーケにも用いられるところからハナヨメバナの別名があります。また、学名のステファノティス(Stephanotis)はギリシア語で「冠」「耳」の2語に由来する言葉で、種小名のフロリバンダ(floribunda)は「花が多く咲く」という意味です。

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