ムッセンダ(コンロンカ)の育て方
アカネ科 学名:Mussaenda用途 鉢植え がく片が大きく花びらのように発達し、白や緋色、ピンクに色づいくのが特長です。がく片はひとつの花につき5枚(5裂片)つきますが、1枚だけ大きく発達して後は小さいものから、5枚すべてが発達するものまであります |
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開花期 |
植え付け |
肥料 |
季節・日常の手入れ
つる性、半つる性種は支柱を立てます。
枝が伸びてバランスが悪くなったら、株元から2~3節残してばっさりと切り戻します。適期は5月中旬~6月です。花は新しく伸びた枝の先端に付きます。生育期に花が咲き終わった枝を切り戻すと、節から芽を出してもう一度花を楽しむことができます。
日当たり・置き場所 ポイント
一年を通してしっかりと日に当てて育てます。コレが花付きをよくする大事なポイントです。春~秋の気温が高い時期は屋外に出してたっぷり日に当てましょう。やや乾燥に弱く枝が細いので、強い風が当たる場所は好みません。
耐寒性はなく、越冬には10℃(できれば15℃)以上必要です。10℃を切ると葉がすべて落ちてしまうことがありますが、株が生きていれば春に芽を吹いて復活します。晩秋以降は室内の日当たりで育てます。
水やり・肥料 ポイント
春~秋の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。また、空気中の湿度が高い環境を好むのでときどき霧吹きで水をかけます。夏は生育逢瀬で水をよく吸い特に乾きやすいので、水切れに気をつけてたっぷり与えます。
秋以降は気温の低下と共に水やりの回数を減らし、冬の低温期は乾かし気味、土が乾いたら表面が軽く湿る程度の水やりにとどめます。冬はほとんど生長せず、根も水を吸わないので過湿にすると根が腐って株がダメになることがあります。冬でも気温が15℃以上保てる場合は、生育期と同じくらいの水やりでかまいません。
肥料は春~秋の生育期、月1回の割合で固形肥料を適量施します。液体肥料を用いる場合、週1回のペースで与えます。真夏は生育も旺盛で花も咲くので、若干多めに施してもよいでしょう。
用土
水はけのよい土を用います。赤玉土6:腐葉土4で混ぜた土など。
植え替え・植え付け
植え替えの適期は5月中旬から6月です。気温が充分高くなってから作業を行います。
ふやし方
さし木でふやすことができます。適期は6月~9月です。本年伸びた若い枝を2~3節で切り取り、頂点の葉を2~3枚残し、下の葉を半分くらいに切り詰めて土に挿します。葉を切り詰めるのは余計な水分の蒸発を防ぐためです。根が出るまで半日陰に置いて、乾かさないように管理します。
かかりやすい病害虫
害虫 カイガラムシ ハダニ
ハダニは高温乾燥期に発生しやすいですので生育期間中はは水をかけてやるなど、空気中の湿度を乾燥させ過ぎないように予防に気を使いましょう。それでも発生してしまったら早めに殺ダニ剤を散布します。そのままにしておくと瞬く間に広がります。カイガラムシは薬が効きにくいので見つけ次第、古い歯ブラシなどでこすり落としましょう。
いずれも放っておくと生育に支障を来すので見つけ次第、徹底的に駆除します。
まとめ
冬越しは10℃以上、できれば15℃
カイガラムシとハダニに注意
一年を通してよく日に当てる
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