ニューギニアインパチェンス
- 科名
- ツリフネソウ科
- 学名
- Impatiens ×hawkeri
- 別名
- ニューギニア・ハイブリッド
- 原産地
- 園芸品種
- 大きさ
- 20cm~50cm
- 開花期
- 5月~10月
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
インパチェンスの仲間は熱帯アジア・アフリカを中心に500種以上が分布します(日本でも馴染みの深いものに、ホウセンカがあります)。その中でも、ニューギニア原産の野生種を中心として、掛け合わせてつくられた改良品種群をニューギニア・インパチェンスと呼びます。
通常のインパチェンスより株が大きく、1株でも見栄えのする鉢植えに仕立てることができます。葉、花、株姿などの変異に富み、バラエティー豊富なところも魅力です。親となる野生種は高地に自生し、多少なりともその性質を受け継いでおり、やや暑いのが苦手です。
野生種は草丈が高くなるものが多いですが、園芸品種の多くは草丈20cm~30cmくらいから花が咲きはじめます。葉は先端のとがった長楕円形で、葉色は緑、濃緑、銅色などがあり、中心が黄色で緑の縁取りが入る斑入り種もあります。
花は径3cm~7cmで色は赤、白、ピンク、紫、黄などで単色の他、複数の色になる品種もあります。葉色と花色の組み合わせの違いでずいぶんと株の印象も異なります。
インパチェンスとの違い
園芸では単に「インパチェンス」というと、東アフリカ原産種を元に改良された園芸品種を指します。アフリカホウセンカとも呼ばれ、鉢花や夏・秋花壇に広く利用され、春まき一年草として扱われます。ニューギニア…とはルーツ(元となっている野生種)が異なります。