色とりどりの小花が咲き乱れる
レプトシフォン
科名:ハナシノブ科学名:Linanthus androsaceus susb.luteus(=Gilia lutea , Leptoshiphon luteus)別名:ギリア・ルテア ツツナガギリア原産地:カリフォルニア草丈:10cm-20cm開花期:5月-6月難易度 (ふつう) |
レプトシフォンとは
細長く伸びた花筒部の先端に5枚の花びらが開きます |
カリフォルニア原産の一年草で以前はレプトシフォン属でしたが、ギリア属へ変更され、その後さらにリムナンツス属に分類が変更されて現在に至ります。しかし、園芸では今も旧属名のレプトシフォンやギリア・ルテアの名前で呼ばれていることが多いです。
花は1cm程度の大きさで5枚の花びらを持っており、日に当たると開き夜は閉じます。根元に近い部分は 細長い筒状になっており、その咲き方から「ツツナガギリア」という別名が付けられたのだと思います。
花色は黄色、クリーム色、オレンジ色、ピンク、薄紫などパステル調で、色違いがまとめて混植されていても統一感があります。咲き始めが白色の花は時が経つとそれぞれの色に色づき一株から2色の花が咲いているように見え、非常にカラフルです。葉は細かな松葉状で、やわらかく繊細な感じが花とマッチしています。
育て方
栽培カレンダー
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
開花期 |
タネまき |
肥料 |
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。日当たりが悪いと茎がひょろひょろに伸びる上に花付きもよくありません。
冬は寒風の当たる場所は避けましょう。霜柱で根が持ち上げられることがあるので、霜の心配のある場所では株元を腐葉土やワラで覆うなど簡単な霜よけが必要です。
水やり・肥料
乾燥に強く過湿に弱い性質です。水やりは土の表面が乾いてから与えます。
肥料は土にあらかじめゆっくりと効くタイプの肥料を少量混ぜ込んでおけば後は必要ありません。やせ地でもよく育ち、肥料が多いと間延びするので与えすぎないようにします。
かかりやすい病気・害虫
特にありません。
植え付け・用土
水はけの良い場所を好み、特に土質は選びません。
ふやし方
秋にタネをまいて苗を育てて、春に花を楽しむ「秋まき一年草」です。花後、夏には枯れてしまうので毎年育てたい場合はタネを採取して保存しておき適期にまくか、毎年買い求めます。
手入れ
株がよく茂り密集して蒸れやすいので、枯れた葉や咲き終わった花はこまめに摘み取り、4風通しをよくしましょう。咲き終わった花をこまめに摘むことにより株の消耗をおさえて、長期間花を楽しむことができます。
ポイント
乾燥気味のやせ地を好みます。水や肥料のやりすぎで間延びしたり、多湿で蒸れて葉が枯れることが多いので気を付けましょう。