レモンのような香りを楽しむ

レモンバーム

科名：シソ科

学名：Melissa officinalis

別名：セイヨウヤマハッカ

原産地：ヨーロッパ南部

草丈：30cm-60cm

開花期：6月～7月

栽培難易度：
（そだてやすい）

レモンバームとは

ヨーロッパ南部に広く分布するシソ科の多年草です。名前の示すとおり葉をこするとレモンのような爽やかな芳香を放つハーブです。葉の形は雰囲気的に大葉に似ており、フチに緩やかなぎざぎざが入るやや縦長のハート型で、葉脈が網目状に入ります。春の若々しい葉っぱは光沢があって美しいです。夏になると黄色がかった白色の小さな花を咲かせます。。

学名のメリッサはラテン語で「蜂蜜」を意味し、この花によくミツバチが集まるところに由来します。古くはミツバチを集めて蜂蜜を採集する目的でも栽培されていました。種小名のオフィキナリスは「薬用になる」という意味です。

レモンのような芳香はあるものの酸味はないのでその特性を生かしてお茶にしたり、料理の香り付け・入浴剤・ポプリなどにも利用します。