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ユニークな花姿のマメ科植物

ロータス

ロータス
科名:マメ科
学名:Lotus
別名:ロツス
原産地:北半球の温帯
つる長:50cm-70cm
開花期:3月-5月

難易度バー バー バー バー バー ふつう
耐寒性バー バー バー バー バー つよいほう
耐暑性バー バー バー バー バー ふつう

ロータスとは

花は熱帯に住む鳥のくちばしをほうふつとさせるような姿で、一度見ると強く印象に残ります。色もメリハリのある原色で全体的にエキゾチックな雰囲気をかもし出しています。

ロータスの仲間は北半球を中心としておよそ100種類が知られている常緑性の多年草、もしくは亜低木です。その中でも広く栽培されているものは赤色の花を咲かせる「ベルテロティー」と黄色い花の「マクラツス」の2種です。いずれも草姿がそっくりで花の咲いていない時期は見分けが付きにくいです。茎は立ち上がらずに横に這うように伸びていきます。葉は銀色がかったような灰緑色をしており花同様に美しいです。名前はマメ科植物のギリシア名ロトス(lotos)に由来します。

種類

〔〕内は学名、L.はLotusの略。

ベルテロティー〔L. berthelotii〕 
カナリー諸島ベルデ諸島原産。赤い花を咲かせる。

マクラツス〔L. maculatus〕 
カナリー諸島テネリフェ島原産。黄色い花を咲かせる。

育て方

栽培カレンダー

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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植え替え
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肥料
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日当たり・置き場所
少し暑さに弱い植物なので、夏は半日陰の場所で育てます。午前中はよく日に当たるが午後からは日陰になるような場所が有れば理想的です。風通しをよくして、できるだけ夏は涼しく過ごせるようにするのが肝心です。春、秋は日当たりと風通しのよい場所で育てます。

冬は凍らさない程度の防寒が必要です。室内や屋根のあるベランダ、軒下などに移動させます。5℃程度の気温が保てれば寒さが原因で枯れることは少ないです。基本的に暖地以外での地植えは難しいと思います。

水やり・肥料
やや乾き気味の土を好みます。 過湿の環境には弱いので、水をやりすぎないように注意しましょう。また、梅雨時期は雨の当たらない風通しのよい場所に移動させます。いくら乾かし気味と言ってもカラカラに乾かしてしまうと枯れてしまいます。土の表面が乾いているのを確かめてから水をやるといった感じで行うと水やりの失敗も少ないです。

春から秋の生育期間中に肥料を与えます。ただ、夏は暑さでやや生育が衰えることがあり、そうなると植物が肥料を受け付けません(根が傷んでしまいます)。いずれにしても、とりあえず真夏は肥料やりをストップします。

かかりやすい病気・害虫
特にありません。

植え付け・用土
植え替えは花の終わった後が適期です。暑さが苦手なので真夏が来る前にやってしまいましょう。

ふやし方
挿し木でふやすことができます。適期は5~6月です。9月にもできます。

手入れ
横に這うようにして伸びていくのでハンギング(吊り鉢)仕立てにすると非常に映えます。

ポイント
・夏の暑い時期をいかに涼しく過ごせるかが大切
・冬は凍らせない程度の防寒を
・乾き気味の土壌を好む

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