ルドベキアの育て方
キク科 学名:Rudbeckia 用途 鉢植え 露地植え 真夏の炎天下でも花を咲かせる気丈な植物で、切り花はもとより鉢花や夏花壇、品種によっては地面を覆うグラウンドカバーにも利用されます。一株でもよく枝分かれして鮮やかな黄花を満面に咲かせる様子は遠目でもよく目立ちます。 |
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開花期 |
タネまき |
肥料 |
季節・日常の手入れ ポイント
切り戻し・花がら摘み
高性種で、丈が高くなりすぎて茎が倒れてしまう場合は、花がある程度咲き終わった後に半分くらいに切り戻します。株が元気なら、再び芽を伸ばして花を咲かせてくれます。切り戻すのがイヤなら、支柱を立ててもよいでしょう。
矮性種(丈の低い品種)は花が咲き終わったら、下の部分の茎から花を切り落とします。そうすることで、株が疲れず新しい花を次々に咲かせてくれます。
宿根草と一年草
毎年花を咲かせる宿根草タイプと花後に枯れる一年草タイプがあります。宿根草タイプは冬に茎葉が枯れて、春に暖かくなると芽を吹いて生長します。性質に特に大きな違いはないのですが、宿根草タイプは、株が大きくなったり、年を追うと生育が悪くなったりするので、1年~数年にごとに植え替える必要があります。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所~明るい日陰でよく育ちます。宿根草タイプは寒さに非常に強いですが、やや暑さを嫌がるので、夏は風通しのよい明るい日陰が適しています。
水やり・肥料
乾燥に強く、多湿に弱いです。水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料はあまりなくても育ちます。植え付けるとき、土にゆっくりと効く化成肥料などを混ぜておけば、特にそれ以上いりません。
用土
水はけのよい肥沃な土なら特に選ばずに育ちます。鉢植えは市販の草花培養土でよいでしょう。
植え替え・植え付け
一年草タイプは冬前に枯れてしまうので、植え替える必要はありません。
根の生育が旺盛なので、宿根草タイプの鉢植えは毎年植え替えた方がよいです。葉が枯れて休眠の準備に入る10月~11月頃、新芽が生長をはじめる3月~4月に植え替えます。
ふやし方
タネまきでふやします。花後にできたタネが自然にまかれて、増えることもよくあります。
まきどきは3月~4月です。タネは庭や鉢に直播きしてもよいし、箱などにまいて、本葉5から6枚の頃に定植することもできます。あまり大きくなってから定植すると茎がひょろひょろになってうまく育たないので注意しましょう。
宿根草タイプは葉が茂って大きくなったら、株分けもできます。
かかりやすい病害虫
春から秋にかけてウドンコ病が発生することがあります。見つけたら早めに処置しましょう。
まとめ
肥料はあまり要りません
宿根草タイプは定期的に植え替えます
高温と多湿が少し苦手です
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