葉の軸をジャムなどにする
ルバーブ
科名:タデ科学名:Rheum rhabarbarum別名:ショクヨウダイオウ原産地:シベリア草丈:1m-2m開花期:5月~7月栽培難易度:
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ルバーブとは
ルバーブのジャム ルバーブの花 |
シベリア南部原産の毎年育つ多年草です。ヨーロッパ、とりわけイギリスではポピュラーな野菜です。日本には明治のはじめに入ってきてショクヨウダイオウ(食用大黄)の和名もありますが、あまり一般的には食べられていません。
ズイキやフキのように葉の軸(葉柄)を食べます。それ自体は酸味が非常に強いのですが砂糖との相性がよく、ルバーブ・ジャムやルバーブ・フール(甘く煮たルバーブと生クリームを合わせたもの)が定番的な食べ方です。薬効があり、おなかによいと言われています。
大型の植物で地際から放射状に葉柄をながく伸ばして、その先に大きな葉っぱを広げます。葉柄は太くてみずみずしく、赤く色づきます。非常に耐寒性は強いですが、その反面暑さをいやがります。初夏~夏に花茎を長く伸ばして、地味な細かい花を穂状にたくさん咲かせます。
晩生で大型のマンモス・レッド、葉柄が太くて収穫量が多いヴィクトリアなど、いくつかの改良品種があります。
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