センニチコウの育て方
育て方はこのページの下
- 科名
- ヒユ科
- 学名
- Gomphrena
- 用途など
- 鉢植え 庭植え ドライフラワー
- 開花期
- 7月~11月
- 大きさ
- 高さ15cm~60cm
- 耐寒性
- ややよわい
- 難易度
- ★☆☆☆☆(やさしい)
育て方
- ・日当たりのよい場所で育てます
- ・肥料は控えめにします
- ・多湿と日陰が苦手です
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
タネまき | 5月 |
---|---|
肥料 | 6月~9月 |
日常の手入れ
ドライフラワー
ドライフラワーとして楽しむ場合、満開になる前、具合よく花が咲いている頃を見計らって茎ごと刈り取ります。葉をむしって、数本をヒモや輪ゴムで束ねます。風通しの良い日陰で、逆さに吊して乾燥させます。陰干しするのが、色よく仕上げるコツです。
花がら摘み
咲き進んで枯れてきた花は見栄えが悪いので、手間でなければ枝分かれしているつけ根の部分で切り落とします。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所が適しています。日照不足になると花付きが悪くなります。暑さには非常に強いですが、水はけが悪くじめじめした土壌は苦手なので、地植えの場合はできるだけ水はけのよい場所に植えます。
風通しや水はけ、日当たりの悪い場所では、斑葉病などの病気にもかかりやすいので、気をつけましょう。
水やりと肥料
やや乾燥気味を好むので、水のやり過ぎに注意します。鉢、プランターは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。常に土が湿っているような状態では根が腐って枯れてしまうので注意します。地植えは苗を植え付けて根付くまでは水を与えますが、それ以降は夏に極端に乾くとき以外は必要ありません。
肥料は土にあらかじめゆっくりと効くタイプのものを混ぜます。元気に育っている場合は、特に追加で肥料を与える必要はありません。葉色がやや薄い場合などは薄めた液体肥料を与えますが、肥料が多いと花付きが悪くなるのでやり過ぎないようにしましょう。
適した土
水はけがよい土、赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜます。地植えの場合も水はけが悪ければ適宜、川砂を混ぜ、深く耕すようにします。
植え替え・植え付け
一年草(もしくは一年草扱い)で、花後に枯れてしまうので、植え替えの必要はありません。
枝分かれして比較的横にも広がるので、株間は充分にあけて植え付けます。花壇の場合、20~30cmの間隔を開けて植え付けます。
ふやし方
タネをまいて育てます。タネは表面が綿毛に包まれており水を吸いにくいので、砂を混ぜてよくもんで綿毛をこすり切ります。市販されているタネは綿毛が取り除いてあるものが多いので、その場合は必要のない作業です。
タネまきの適期は5月です。発芽適温が高温(20℃~25℃)なので気温が十分上がってからまくようにします。適温下ではタネまき後1週間前後で発芽します。移植がしやすいので、箱などにまいて、苗が育ってきたらプランターや庭に植え替えてもよいですし、鉢や花壇の直接まいて、間引きながら育ててもよいです。
かかりやすい病害虫
害虫:ハダニ
高温乾燥期に発生しやすい害虫で、主に葉裏について吸汁します。早めに薬剤を散布して駆除します。ほおっておくと、葉の色がかすり状に抜けたようになり、生育も衰えます。
関連する植物
-
パラクレス
キク科 難易度★★☆☆☆
丸い黄花がかわいらしい。茎や葉に辛味がありハーブとして利用、オランダセンニチとも。