DATE : 04/06/01(火) 01:25
NAME : 10puraさん
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U R L:
水が出て来ました?良かったです!
鉢底穴の形だけで無く、植え込んだ時のちょっとした拍子(水をやったら土や石が動いて
穴に蓋をしてしまったり、お使いの土が水に馴染みにくく粉状の”みじん”と呼ばれるような
土が部分的に鉢の中でマット状に固まり、そこから上が水鉢になってしまうとか・・)で
水はけが悪くなる事があるんです。
無造作に植えている時より、慎重に植え替えている時のことが多くて、結構皮肉なものです。
でも水はけが悪いのが分っていれば、注意して水が流れ出るのを見るようになりますから
次回からは手に取った土から水を絞りだせるようなことにはならない筈です。
暫くの間は鉢を傾けたり(水の抜けが良い角度があったりします)、底をトントン叩いたりして、
工夫してみて下さい。流石にこれ以上の植え替えは避けてあげたいです。
何度か水遣りをしたり、鉢をあっちこっちに動かしたりしている内に、ちょっとした拍子で
掛けた水が即時サーッと流れ出るようになることが多いです。
因みにこのサーッが理想です。
それから葉ですが、一度痛んだ葉は元に戻らないと思って下さい。
これからは株を養生させて、早く新しい健康な葉が出て来ることを期待しましょう。
そして葉型のご質問は少々難しいです。
水や肥料の与え方で葉が痛むことはあっても、形は変わらない筈です。
整ったヘデラ型やカクレミノ型なら次から次へと新しい園芸品種が作られるので
品種改良の影響で若葉が一時先祖返りするのかも知れません。
たまたま変形してそれらの形に見えるのであれば、根が傷んでいるので(元気を取り戻す迄は)
本来の葉型が出ないのか・・・どちらかだと思います。
一つの株から出る葉は一種類の筈ですが、昨今は園芸品種が多く、仰るようにヘデラ型もありますし、
切れ込みの入ったカクレミノ型もあります。楕円に近いもの、朝顔の葉が太ったようなもの、
表面がポコポコ波打ったものなど、見たことのある物だけでも結構数種類思いつきます。
お持ちの株が若葉の時にどのような状態なのかは分りませんが、健康に育ってくれれば
成長と共に昨年プレゼントされた時の葉型になる筈です。
これまでトラブルのお話を優先させていたので敢えて書かなかったのですが、ポインセチアは
春の切り戻し、施肥、水・温度管理、短日処理(これをしないとクリスマスにあの色になりません)、
葉の大きさに比べて茎が細いので倒れないよう注意するなど、きちんと育てようと思うと
結構手の掛け甲斐が有る植物です。
切り戻しは春に一回、そして記憶違いで無ければ専門家は7月頃にもぅ一回、行っていた筈で、
確かめようと思ったのですが夏の切り戻しについてははっきりと書かれてある資料が
見つかりませんでした。
ところで切り戻しを探していたらココのサイトにも載っていました。
http://www42.tok2.com/home/kengei/ho_00003g.htm置き場所の欄に15℃を切ったら部屋に入れるよう書かれてあり、ちょっと驚きです。
基本的に冬以外は良く日に当て、肥料も沢山あげて育てる植物です。
少々遅いスタートになるかも知れませんが、元気になったらいっぱい栄養をつけて
あげて下さい。
1年、2年と大切にしてあげれば少しづつお宅の環境にも慣れて、立派な花(と云うか
色付いた葉)を咲かせてくれることと思います。
ガンバ!