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アルカネット>>アルカネットの育て方
■アルカネット ムラサキ科 ハーブ 原産 ヨーロッパ南西部

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1cmに満たない小さな花を初夏に咲かせる多年草です。基本種は青紫色の花を咲かせますが、ピンクや白の花を咲かせる品種もあります。以前は食用にされていましたが、肝臓に害を及ぼす物質の含まれていることがわかり、近年では利用されません。利用価値の高いハーブとしての趣の強い植物ですが、花も美しく観賞用として見直したいものの一つです。
アルカネット色素という食品着色料の原料にもなるようです

栽培データ一覧

最高温度

使用用途
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花の咲く時期        
植え替えの時期    
肥料の時期            
暑さに弱い ◎庭・花壇
耐寒温度 ◎鉢(プランター)
寒さに強い ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
15〜25℃ ×水栽培


病気 特になし 害虫 特になし
病害虫の心配のきわめて少ない植物です

葉は春〜夏前まで随時摘み取って利用することができます。根を利用する場合は秋に掘りあげて、よく天日干ししてから煎じて抽出液を作るか、生のままオイルにつけて浸出液を作ります。
ただ、程度や量はわかりませんが肝臓に害のあるアルカロイドが含まれており食用には適さないようなのでお気をつけください。ハーブというより花を楽しむ草花として植えた方がいいかも知れません

寒さには強いが暑さに弱い、夏越しがポイント
●高温多湿の時期に腐りやすい
●乾燥気味のやせ地でよく育つ
●夏はできるだけ涼しく

 ヨーロッパ南西部原産の多年草で、毎年初夏になると小さな青紫色の花を咲かせます。観賞用の草花というより、利用価値の高い作物・ハーブといった趣の強い植物です。例えば根は赤やピンクの染料の原材料に、芳香のある葉は乾燥させてポプリに利用されます。古代エジプトでは化粧品になったり、昔のヨーロッパでは若葉や花が食用に、煎じた根はかゆみ止めや抗菌剤などの薬用になったそうです。近年は肝臓に有害な物質を含んでいることがわかり、食用などにはされなくなりました。
 姿形や性質が非常に似ている同じムラサキ科のアンチューサ(Anchusa officinalis)のことをアルカネットと呼ぶこともあります。

耐暑性はあまりなく、高温多湿の時期には株が蒸れて枯れてしまうこともあります。一方、寒さには非常に強く、霜が当たっても枯れることはないのでやや寒い地域での地植えも可能です。むしろ夏も気温がさほど上昇しない冷涼地向きの植物かも知れません。夏をどれだけ涼しく越せるかが栽培のポイントになります。
 高温多湿になる梅雨頃に株の混み合った部分の枝を切り落として、できるだけ風通しがよくなるようにしましょう

 日当たりのよい場所を好みますが、強い日射しが苦手なので、真夏は明るい日陰で育てます。地植えにしている場合は、遮光ネットやたてずなどで直射日光をさえぎるようにします。高温多湿を極度にいやがるので鉢植えの場合、梅雨時期などは雨の当たらない場所に避難させるようにしましょう
 寒さには非常に強いので特に防寒対策を行う必要はありません

 乾燥気味のほうがよく育ちます。鉢植えの場合は鉢土の表面が白っぽく乾いてから水やりを行います。地植えの場合は基本的に植え付け直後以外は水やりを行う必要はありません。
 やせ地を好みますので、肥料もほとんど必要ありません。逆に肥料を多く与えると肥料焼けを起こしてしまいます。3月〜4月・10月に月1回普通の草花に与えるものより濃度の薄い(2000倍程度)液体肥料を与えます。基本的にそれ以上必要ありません。
肥料焼け
肥料の濃度が濃いのが原因で根が充分に水を吸えない、もしくは根から水分が抜けていって株全体がしおれる現象。いわば植物の脱水症状

 水はけがよくやせた土が適しています。赤玉土(中粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用します。また、アルカリ性の土を好みますので、地植え、鉢植えともに苦土石灰を土に混ぜ込んでおきます

 地植えにしているものは一度植え付けると植え替える必要はありません。鉢植えのものは根詰まりを起こしますので2年〜3年に一度植え替えます。植え替えの適期は4月〜5月もしくは9月下旬頃で鉢から抜いた株は古い土を一回り落として、根の先端を1/3ほど切りつめて、一回り大きな鉢に植え替えます。
 苗を植え付ける場合、6号〜7号鉢(直径18cm〜21cm)に一株が目安です。

 花後にできるタネを採集してふやすことができます。タネまきの適期は9月〜10月もしくは3月〜4月です。庭や花壇、鉢に直まきするか、ポットにまいてある程度大きく育ったら、定植を行います。春まきの場合は特に夏の暑さに気を付けましょう


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