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パキラ>>パキラの育て方
別名カイエンナッツ 今や観葉植物の定番
■パキラ
 パンヤ科 観葉植物 原産 熱帯アメリカ

栽培データ一覧

最高温度

使用用途
1
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3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
花の咲く時期  
さし芽の時期
肥料の時期            
----- ×庭・花壇
耐寒温度 ○鉢(プランター)
5〜7℃ ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
15〜28℃ △水栽培


病気 特になし・害虫 ハダニ
 ハダニは夏の高温乾燥期に発生しやすい害虫です。主に葉の裏について植物の栄養を吸います。湿り気のある環境をいやがるので水やりをする際に葉の表裏にも水をかけたり霧吹きでときどき葉に水をかけてやることであ予防することができます

明るい日陰でも育ちますが、その場合多少枝葉が間延びします
●枝のどこで切り戻しても新芽がでてくるので葉のなくなった枝はばっさりと切り落としても良い
●越冬温度は5〜7℃くらいが目安です

 パキラは熱帯アメリカに自生する高木でもともとはナッツを採るために台湾などで果樹として栽培されていて、カイエンナッツいう別名もあります(現在ではある種の危険性が提示されており食用にはされていないそうです。どのような危険性かは不明)。ずんぐりとした幹と手を広げたような形をした葉とのバランスがおもしろく、コンパクトな鉢植えとしても栽培できるために観葉植物としての人気が高まり、現在ではインテリアグリーンの定番のひとつとして幅広く親しまれています
 バラエティーとして葉に黄色い斑の入るものや白地に緑のマーブル模様のはいる品種などもありますが、さほどたくさんは出回っておらず、普通の緑色の葉のものと比べると高価です。(ときどき普通の品種と混じって出荷されることもありますが)
 現在流通しているものはタネから育てられてものや丸太の状態で海外から輸入して日本で土にさして芽吹かせたものなどがあります。根や葉が全くといってない丸太の状態で輸入してもちゃんと育てると通常のように元気に育つと言うところにパキラの生命力の強さを感じさせます

鉢の中が根でいっぱいになり根づまりをおこしてしまうと下の方から葉が落ちていくことがあります。そのような場合は葉のなくなった枝を切り戻して、仕立て直しを行いましょう。パキラは生育旺盛で枝や幹のどの部分で切り落としても、わきから新芽がでてきますので葉が全部落ちてしまって枯れたように見える株でも幹の部分を切ってみて断面がまだ緑色なら生きていますので暖かくなったら切り戻しを行い育ててみましょう。株元やわきから新芽がでてきます。ただし、幹全体が腐ってしまったり根が腐ってしまったりすると復活させるのはなかなか難しいようです
 大きくなりすぎて困った場合も同様に好きな部分で切り戻して仕立て直しをするとよいでしょう。作業の最適な時期は5〜7月頃です。冬は生育が鈍り新芽もでにくいので生育が旺盛な時期に行うようにしましょう

 ある程度の日陰でも育ちますがあまり日当たりが悪いと枝が間延びしてバランスが悪くなることがありますので、できるだけ日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。5〜7月は屋外の良く日の当たる場所が理想的です(室内の日当たりの良い場所でも可)。特に生育期はできるだけ日に当てた方ががっしりとした株に育ちます
 しかし真夏は強烈な直射日光によって葉が焼けてしまうことがありますので、午前中は日が当たるけれども午後からは日陰になるような場所、一日を通してあかるい日陰で育てるようにしましょう
 熱帯の植物であまり寒さには強くないので冬は室内で育てます。越冬温度は5℃〜7℃を目安にできればそれ以下にならないように気をつけましょう。室内の日当たりの良い窓際などが適しますが窓際は夜間に冷えますので気をつけましょう
 インテリアグリーンとして育てる場合、一年を通して室内の日当たりの良い場所に置いていても充分に育ちます

 5〜9月の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。多少水やりを多くしても失敗することは少なく、乾燥にも強いので乾かし気味にしてもしおれにくいです。室内のあまり日の当たらない場所で育てる場合は水やりを多少控えてやや乾燥気味にした方が間延びしにくくなります
 秋から冬にかけては徐々に水やりを控えて、真冬は土が乾いて2〜3日経ってから水を与えるようにします。ただし真冬でも15℃以上気温が保てる場合は通常通りに水やりを行います
 肥料は5月頃に観葉植物用の固形肥料などを鉢の大きさに応じて土の上に置くだけで充分です。それ以上は必要ありません。もし大きな株にしたい場合はその後も2〜3ヶ月ごとに同様の肥料を与えます(気温が下がってくると生育も鈍り、肥料も必要としませんので9月から4月の間は肥料を与えません)。生育期に肥料を多めに与えると加速度的に大きくなることがあります

 水はけが良ければ特に土質は選びません。市販の観葉植物用土を使用するか、土をブレンドする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜたものを使います

 生長が早いので、すぐに鉢の中が根でいっぱいになって根づまりをおこしてしまいます。根づまりをおこすと植物が水を吸えなくなって葉が落ちてしまいます
 鉢の底から根が伸びでているようなら植え替え時期です。作業の適期は5〜7月です。鉢から抜いた株はまわりの古い土を3分の1ほど落として傷んで黒ずんだ根を切り落として、一回り大きな鉢に新しい土で植え替えましょう

挿し木か実生(タネまき)でふやすことができます

 挿し木は仕立て直しの時に切り落とした枝を利用して行います。枝を2節くらいの長さで切り取って大きな葉は半分くらいに切ってから土にさします。適期は5〜7月頃です。ただしこの方法でふやした株はパキラ特有のずんぐりとした幹になりません

タネから育てたものはずんぐりとしたとっくり型の幹になりますが、日本ではタネが市販されていないことと、育てていても花が咲いて実が付くことがまれなので(主に木の大きさなどの関係で)一般家庭でタネから育てる方法は一般的ではないといえるでしょう

パキラは原産地の熱帯アメリカでは水辺に好んで生える植物です。だからというわけでもないかもしれませんが水栽培で育てることも可能です。方法は土をきれいに洗い流したパキラをビー玉やハイドロボールを敷いたビンの中に入れて水を常に根が触れるくらいのところまで入れておくだけです。肥料は薄めの液体肥料を数回与えます。ただ、根がむき出しの状態なので冬の最低気温が10℃以上保てない場合は枯れてしまうことがあります。土で育てた方がよく育つとは思いますが、インテリアとしての楽しみ方のひとつと考えてみてはいかがでしょうか?
 

接ぎ木された斑入りの品種  
斑入りの品種はもともと生育が弱く、強光線に当てると葉焼けしやすい性質があります。生育の弱さを解消するために生育旺盛な普通の品種(葉の緑色のもの)に接ぎ木されたものが出回ることが時々あります。この接ぎ木された斑入り品種は接ぎ木された部分よりも下で枝や幹をばっさりと切ってしまうと当然の事ながらでてくる新芽はすべて普通の品種の葉になってしまいますので注意しましょう。接ぎ木ものと知らずに購入してばっさりと切ってしまうこともありますので特に斑入りの品種は気をつけましょう
 接ぎ木をされたものは接ぎ木テープがまかれていたり、その部分だけ幹や枝が盛り上がっていることがありますので見分けがつきやすいと思われます

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