野菜でおなじみのシュンギクと近縁種で、秋にタネをまいて翌年の春に花を咲かせその後枯れる秋まき一年草です。花は一重咲きで芯の部分を縁取るように輪(蛇の目模様)ができるので「ハナワギク」の名前があります。元となる野生の品種は白い花びらに黄色い輪ができますが、園芸種では花びらが赤やピンク、黄色になり蛇の目の部分も黄色と赤の2重になるなどカラフルです。 いろいろな花色のものを植えると非常に賑やかで楽しい花壇が演出できます。
■適した場所 日当たりの良い有機質がたっぷり入った肥えた土が適しますので、腐葉土や牛糞を混ぜた土で育てます。花壇に直接タネをまいても良いですし、あらかじめ苗を作ってから植え付けても良いでしょう。鉢植えにするよりも花壇に複数株を植えていろとりどりの花を楽しんだ方が賑やかでハナワギクの良さを引き出すことができます。 ■一定の低温にさらす 霜や寒風が強いと株が傷んだり枯れてしまうことがありますので、冬は霜よけや保温が必要です。しかし、ハナワギクは冬に一定の低温に合わないと春になっても花茎が伸びずに花が咲かないことがありますので、平地では12月頃まで自然の寒さの中で育てます。その後、花壇に植えているものは寒冷紗を用いて霜よけ・保温を行い、苗の場合はベランダなど霜の当たらない暖かい場所に移動させます。
■植え付け 本格的な冬が来るまでに花壇に植え付けて根をしっかり張らせて冬を越すか、苗の状態で霜の当たらない場所で冬越しさせて春暖かくなった頃に植え付けます。苗の植え付け間隔は20cmとります。 ■春と秋に摘心する 上には良く伸びますが、枝数があまり増えず横に広がりませんので摘心(茎の先端の芽を摘みつること)を行います。 摘心することで枝数が増えてたくさんの花を咲かせます。 秋の摘心 本葉が7〜8枚の頃、最頂部の芽を摘み取ります。そうすると茎の脇から芽(わき芽)が3本ほど伸びます。 春の摘心 春にわき芽が生長して葉が7〜8枚になったとき秋の摘心同様にその先端を摘み取ります。摘心したそれぞれのわき芽からさらに3〜4本のわき芽が出てきますので、最終的に一株で10本前後の茎が生長します。 ’ハ’からはじまる植物 キク科 |
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