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おもしろい花姿

ヒメノカリス

タイサンボク
リトラーリス
科名:ヒガンバナ科
学名:Hymenocallis
原産地:北アメリカ南部~南アメリカ
草丈:30cm-60cm
開花期:6月~7月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、H.はHymenocallisの略

ヒメノカリスとは

北アメリカ南部~南アメリカにかけておよそ30種が分布する球根植物です。日本では春に球根を植え付けて夏に花を楽しむのが標準です。熱帯性で寒さに弱く、冬は半ば休眠します。球根(鱗茎)の大きさは種によって異なります。以前はパンクラティウム〔Pancratium〕属やイスメネ〔Ismene〕属に分類されていたので、名残でその名前で呼ばれることもあります。

花姿は特徴的で、中心部分は薄い膜を張ったようになり(副花冠と言います)、中心から放射状に細長い花びらを伸ばします。色は白や淡い黄色で、よい香りがするものもあります。葉っぱは細長くてやや幅のある楕円で、地際から数枚伸ばします。名前はギリシア語のヒメン(膜)とカロス(美しい)の2語からなり、膜状の副花冠に由来します。

種類 

スペキオサ〔H. speciosa〕
西インド諸島原産で、ヒメノカリスの中でもよく栽培されているポピュラーな種です。花びらが細長く伸びるので、「スパイダー・リリ」の別名があります。花には強い芳香があり、色は薄い白色で花びらの中心部分(副花冠)が薄膜状になります。球根が比較的大きく、葉っぱは長さ60cm程に伸びます。

リトラーリス〔H. littorallis= H. americana〕
花の姿はスペキオサに似ていますが、花びらはより長くなります。

ナルキッシフローラ〔H. narcissiflora= H. calathina〕
花色は白で、副花冠が先端の大きく開いた筒状になり、見た目は何となくラッパ水仙を彷彿とさせます。種小名のナルキッシフローラは「水仙の花みたいな」と言う意味です。

サルファー・クィーン〔H. 'Salphur Queen'〕
大型のラッパ水仙のような花を咲かせる園芸品種です。花色は淡い黄色。

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