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病気 なし・害虫 ネダニ
●暖地以外では毎年秋に掘り上げて貯蔵します
●過湿と寒さを嫌います
●6〜9月は直射日光の当たらない場所で育てます

ヒメノカリスとはギリシア語で「美しい膜」という意味があります。これは花の中心部分の花びらが開いた傘のようにうすい膜状になる姿から来ています。中心部分の膜状の花びらとは対照的に中心から四方に細長い花びらが出ます。この形からスパイダーリリーとも呼ばれます。園芸品種も数種類ありますが、広く栽培されているのは”スペキオサ”や”リトラーリス”という原種(自然界に存在しているままで、人の手によって改良がされていない品種、平たく言えば野生種)です。それほど球根や鉢植えが出回っているわけではなく、植物園の温室などで見ることができます。花は主に白、芳香のはなつ品種もあります

翌年も花を咲かせるために枯れてきた花はこまめに摘み取りましょう
寒さに弱く、球根を凍らせてしまうと枯れてしまうために花が終わって葉が半分以上枯れてきた頃に球根を掘り上げます。風通しの良い場所で陰干ししてまわりの土や枯れた葉をよく落とし、乾いたバーミキュライトやおがくずを入れた鉢や袋に球根を上下逆さまにして入れ、植え付け時期が来るまで凍らないような場所で貯蔵します。暖地(霜の降りない地域)ではそのまま掘り上げず越冬できます。鉢植えの場合も室内に取り込んで凍らせないようにすれば掘り上げる必要はありません

真夏以外は日当たりの良い場所で育てます。真夏は半日陰の場所に鉢を移動するか、地植えの場合は日除けネットや、たてずを使用して直射日光が当たらないように工夫しましょう
寒さに弱いので、暖地以外では球根は掘り上げて貯蔵します(「季節・日常の手入れ」を参照にしてください)

過湿を嫌い、土がじめじめの状態が続くと球根が腐ってしまいます。土の表面が完全に乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。ただし、開花期間中は水をよく吸い、水切れをおこすと花もしおしおになってしまいますので、たっぷりと水を与えましょう(水の量ではなく、水やり回数を増やす)
肥料は植え付ける際にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでおきます。追肥は芽が出て葉が枯れてくることまで液体肥料を月1回の割合で与えます。それ以上の肥料は与える必要ありません(肥料が多いと逆に球根が腐る)

水はけの良い土を好みます。地植えの場合粘土質の土壌ではよく育ちません。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用します
球根を掘り上げずに栽培する場合は分球をかねて5年に一度掘り上げて植え替えます
球根の植え付けは気温が充分に上がる4月の下旬以降に行います。球根に枯れた根や茶色くひからびた皮が付いている場合はキレイに掃除してから植え付けます。植え付ける深さは球根の頭が地面に出るくらいの浅植えにします。地植えの場合は15cm間隔、鉢植えの場合は7号鉢(直径21cm)の鉢に1球が目安
親球の周りに自然に子球が発生します。球根を掘り上げた際に小さな球根が付いているのを見ることができます。一年目の子球はまだ育つ力が弱いので、親球からはずさずに2〜3年親球につけたまま充分大きくなった子球を手ではずして貯蔵しておき、翌年に植え付けます
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