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ファレノプシス(コチョウラン)>>ファレノプシス(コチョウラン)の育て方
別名 コチョウラン 略号 Phal.
■ファレノプシス
 ラン科 洋ラン 原産 熱帯アジアを中心とした熱帯〜亜熱帯

栽培データ一覧

最高温度

使用用途
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
花の咲く時期  
種まき(植え付け)時期
肥料の時期            
----- ×庭・花壇
耐寒温度 ○鉢(プランター)
13℃ ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
18〜25℃ ×水栽培


病気 軟腐病/害虫 ナメクジ カイガラムシ
 軟腐病は高温多湿の環境で発生します。主に株の付け根に発生し暗い緑色の斑点が広がっていって株が腐ってその後葉も黄色くなって枯れてしまいます。風通しを良くして蒸れないようにしましょう

冬は最低15℃以上の気温が保てるようにします
●一年を通して半日陰の場所で育てます
●高温多湿で蒸れると株が腐る原因になります。風通しを良くしましょう
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 ファレノプシスは日本ではコチョウラン(胡蝶蘭)の名前で親しまれているラン科の植物です。蝶が羽を広げたような形をした花が花茎に沿って整然と並んで咲く様子は実に優雅で花もちも良いことから贈答用の高級鉢花としての需要の高い植物でもあります
 台湾やインドネシアを含む熱帯アジアを中心とした地域に約50種類の野生種が分布しており、人為的に交配されて現在では様々な園芸品種が存在します
 花色は主に白やピンクですがレモンイエローや白地にピンクの斑点のはいるユニークな花色の品種もありバラエティーに富んでいます。大輪の花を咲かせる品種も良いですが、小輪の花を咲かせるこが多種も可憐で人気があります。純白の花を咲かせる野生種のファレノプシス”アマビリス”はファレノプシスの中では寒さに比較的強く育てやすい品種です
 属名のファレノプシスはファライナ(ガ【蛾】)とオプシス(〜のような)の2つの単語からなりそのまま訳すと「蛾のような」という意味です。花の形を指して名付けられたものと思われます
 ここでは主に「冬場に温室がない」ことを前提とした育て方を紹介します
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花茎が伸びてきて花が咲くと花の重みで花茎がだらしなく下に向くことがあります。そうなると見栄えも悪くなりますのではなく木が伸びてきたら支柱を立てるようにしましょう。支柱は左のイラストのように先端をカギ状に折り曲げて花茎を引っかけるようにしても良いですし、花茎の近くに支柱を立てて園芸用のビニタイで結んでも良いでしょう。支柱はできれば目立たない緑色のものを使用してぐらつかないように鉢にしっかりと深く立てましょう
  花が枯れてきたら花茎を切り落とします。このとき花茎を株元から切り落とさずに先端から3分の1くらいの場所で切り落とすと花茎の節から再び新しい花茎が伸びて2番目の花が咲きます。3月頃にこの作業を行うと2番花は7月ころに咲きます
@花茎を切る A新しい花茎が伸びる
 しかし2番花を咲かせると栄養が花に集中してしまい、葉や根に充分栄養が行き渡らなくなり次の年の花が咲かなくなるということも考えられます。ですから、その年に植え替えをする予定の株や、株自体がまだ小さく今年始めて花を付けた株には2番花を咲かせないように根元から花茎を切り落としてしまいましょう
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 一年を通して直射日光には当てないようにしましょう。春から秋にかけては充分に気温が保てる場合は屋外に出して育てますがその場合樹の下など明るいけれども直射日光の入らないような場所で育てます。特に真夏の日射しは強烈で葉が焼けてしまいます。屋外の明るい場所なら充分に育ちますので日の直接当たる場所に置く必要はありません。また、湿度を保つことは大切ですが、高温で風の通らないじめじめした場所に置いていると株が蒸れて葉や株元から腐ってしまいますので、春から秋にかけては風通しの良い場所で育てることも大切なポイントです。温室で育てる場合も特に春先は温度が上がって蒸れやすいので通風に気を使いましょう
 冬の寒さには弱く特につぼみが開花するには最低15℃以上の気温と高めの湿度(70〜80%の湿度)が必要です。冬はできれば温室などの保温設備があった方がよいです。12℃以下になるとせっかく付いた花のつぼみも黄色くなって落ちてしまいます。乾燥しても生育が良くないので霧吹きなどで葉やつぼみにも水をかけて湿度を保つようにしましょう(暖房の入っている部屋に置いてる場合は特に注意)。ファレノプシスの栽培適温は18℃〜25℃で冬越し温度は15℃以上と憶えておけばよいでしょう
 冬の夜間は特に冷え込むので段ボールをかぶせるなどの保温の工夫に務めましょう
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 5〜9月の生育時期は植え込み材料を指で触ってみて乾いてきているようならたっぷりと水を与えるようにします。主に水ゴケで植え付けますが完全に乾かしてしまうとからからに乾いて水をやってもはじいてしまいますのでそこまで乾かさないように注意しましょう
 冬期は植え込み材料が乾くのも生育期に比べると時間がかかりますので水やりの回数は自然と少なくなります。栽培温度が低ければ水は控えめにします。植え込み材料の表面が乾いてから1〜2日、間隔をあけて水を与えるようにします。温室で加温して栽培する場合は生育期と同様の水やりを行います
肥料は固形のものよりも液体肥料の方が水やり代わりに行えるので便利です。肥料を与え始めるタイミングは新しい根がたくさん伸びてきた頃です。ただし春早くから新しい根が伸びてきた株に関しては気温が充分に上がる5月にはいってから与えます。5月にはいってもまだ新しい根が伸びていないものはでてくるまで肥料を与えてはいけません。根は株元からたくさんでてきて鉢の外にもいっぱい伸びてきます。地上部分に伸びている根の先端を見てください。もし緑色がかった色をしていればその根は生長している証拠です。生長の止まった根は先端まで白色です。肥料は1週間に1回1500倍に薄めたものを9月いっぱいまで与えます

 水ゴケを使用するのが一般的です。乾燥させてありますので使用する直前に必要な分だけとり、充分水を含ませておいて水気を軽くしぼってからほぐして使用します
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 植え替えの適期は5〜7月です。冬は寒くて生長しないし、真夏は暑さで生育衰えることがあるので避けます。根が鉢の外にいっぱいでてきたり植え込み材料(水ゴケ)が黒っぽくなり傷んできた場合に植え替えを行います。植え替えはだいたい2年に1回くらいが目安でしょう。根が空気を大変好みますので通気性の良い素焼きの鉢を使用して育てます。陶器でもうわぐすりのかかっているもの(贈答用の化粧鉢など)やプラスチックのものは空気を通さずに根が腐ってしまうこともありますのでやめましょう
 鉢の底に軽石や鉢かけをおおく入れるのは通気性をよくするためと、そのままの鉢の大きさだと水ゴケがたくさん入りすぎて株に対して水ゴケの量が多くなりすぎ多湿になるからです
●植え替えの手順●
@株の整理
A水ゴケをまく
Bさらに水ゴケ
C鉢の準備
寄せ植えでもらったものの場合も…
D植え付ける


一般的にはふやすことができないと考えた方がよいでしょう。品種によってはまれに花茎上に芽(高芽)が出てきます。 この芽が大きくなり葉が3枚くらいに生長した頃に切り離して鉢に植え付けて育てます。高芽は植え付けてからだいたい2〜3年で花の咲く株に成長します


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