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フ行プレイオネ(タイリントキソウ)プレイオネ(タイリントキソウ)の育て方
■プレイオネ(タイリントキソウ) 科名 ラン科 原産 ヒマラヤ・中国南部〜台湾

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花の形はカトレアを彷彿させますがプレイオネはセロジネの近縁になります。約14種が分布しますが、ほとんどが冷涼な高地に自生しています。プレイオネ名前はギリシア神話の巨人アトラスの妻プレイオネの名に由来します。

栽培データ一覧

最高温度

使用用途
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花の咲く時期                    
植え替え時期                
肥料の時期              
弱い ×庭・花壇
耐寒温度 ◎鉢
5〜10℃ ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
15〜23℃ ×水栽培


病気 特になし・ 害虫 ハダニ
ハダニは高温で乾燥する夏などに発生しやすい害虫です。主に葉の裏に付いて栄養分を吸います。葉にぽつぽつと小さな白い斑点ができ、大量発生すると葉が白くなってしまいます。ホコリのように小さくて見分けにくいですが、葉にそのような症状が現れたときは、とりあえず葉の裏を見て確認してください。
 湿度のある場所を嫌いますので、水やりの際に葉の表裏にも水をかけて予防に努めましょう。発生してしまったら殺ダニ材を散布して駆除します。
 またナメクジが花芽など柔らかい部分を食害することもありますので、置き場所にも気をつけましょう

●冬は乾燥させれば5℃、できれば10℃
●生育期間中は水切れさせない
●夏は直射日光を避ける

プレイオネはネパール、タイ、中国、台湾などの冷涼地(高地)に約14種類が分布しているランの仲間です。こけの生えたような岩地や樹木にくっついて生活します。特に台湾原産の「タイリントキソウ」は日本でも古くから親しまれている品種で山野草として扱われることもあります。たいがいのランが球茎(バルブ)が毎年新たに増えて古い球茎も枯れずに残るのに対して、プレイオネはランの中では珍しく球茎が毎年交代すします(古い球茎がしなびてなくなり、新しい球茎ができる)。全体の草丈の割に大輪の花を咲かせます


 プレイオネは生長期と休眠期がはっきりと分かれている植物で、季節ごとの生育に合わせた管理が大事です。また、生育期間にどれだけ球茎を太らせられるか(=花付きをよくできるか)も大きなポイントです。以下の項を参照にしてください

 花が終わって芽が出て葉が延びる5月いっぱいまでは十分日光に当てて育てます。そうすることで球茎に十分栄養が蓄えられ充実した株になります。生育初期の成長は翌年の開花にも影響しますのでよく日光に当ててしっかりとした株を作りましょう。
 しかし、真夏の直射日光はプレイオネにとっては強烈で、長時間強い日に当たると葉が黒っぽく変色する「葉焼け」の状態になります。葉が焼けてしまった部分は組織が死んでしまっているので元に戻りませんし、生育も衰えます。真夏は直射日光の当たらない半日陰の場所で育てます。
 また、暑さにも弱く夏になると生育が鈍りがちですので(夏バテのようなもの)、できるだけ風通しの良い涼しい場所で育てることも大切です。葉に水をかけたり鉢周りに打ち水をするのも温度を下げる効果があります。
 冬の越冬温度は5℃から10℃です。晩秋から早春にかけては落葉して完全休眠に入りますので日に当てる必要はありません。室内のに取り込んで凍らせないようにすれば冬を越すことができますが10℃程度の気温をキープできた方が春の比較的早い時期に芽を出し秋までの生長期間が長くなるので、より充実した大きな球茎に育てられ花付きが良くなります

 春から夏にかけては決して水切れさせないように、常にしめった状態を保ちます。生育最盛期は根の生育も旺盛ですので、根腐されすることは少ないです。逆に水切れさせますと葉の先から枯れてきて、生育も衰えます。秋になると根の生育も弱くなりますので徐々に水やりの回数を減らして冬に落葉したら月に1回程度軽く水を与える程度でかまいません。やや乾燥気味の方が低温にはよく耐えますが、春の芽出しが遅くなることがあります
 肥料は4〜9月の生育期に1000倍の液体肥料を月に2〜3回与えます。無肥料でもある程度育ちますが与えた方が良い結果がでることが多いようです

 基本的にミズゴケを用います。細めの砂などを使うこともあります。

 できれば毎年、新しい水苔で植え替えます。生育期に常にしめった状態にしているので水苔の傷みが早いことなどがあるからです。植え替えは基本的に休眠期に行いますが、開花前芽出し直前の時期が適期です。しなびてしまった球茎を取り除いて新しい球茎を底が少し埋まる程度(イメージとしては少し沈めて水苔の上に置くと行った感じ)に植え付けます。球茎が埋まってしまうくらい深く植えるのはよくありません。3.5号鉢(直径約10.5cm)に1球くらいが目安です。4号鉢に3球くらいまとめて植えた方が開花時期見栄えがします。

 夏から秋にかけて古い球茎からムカゴ(小さな球茎)が1〜3つ発生します。このムカゴを晩秋ころに取り外して水苔に植え付けます。植え替えの時と同様にあまり深く植えすぎないように、底の部分が少し埋まる程度の浅植えにします。ふつうの株を育てるのと同様に育てると3年くらいで花が咲く大きさの株になります。

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