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フ行フウラン(風蘭)フウラン(風蘭)の育て方
■フウラン(風蘭) 科名 ラン科 原産 日本・中国・朝鮮半島

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フウランの変異種、富貴蘭は江戸時代から栽培されている古典植物の一つです。当時から珍種や変種を集めた鑑賞会などが開かれていたという記録があります。当時は大名や富豪に愛されていた高価なものだったそうです。美しい斑のはいるもの、葉の形の変わったもの、花変わりなど、多くの変種が選抜されて命名(品種登録)されています。

栽培データ一覧

夏の暑さ

使用用途
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花の咲く時期                  
植え替え時期                      
肥料の時期          
風通しよく ×庭・花壇
耐寒温度 ◎鉢
5℃程度 ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
10〜25℃ ×水栽培


 春から秋にかけて、屋外で栽培している場合はナメクジに葉が食べられることがあるので気を付けましょう。また、通風が悪いとカイガラムシ、ハダニが発生することがあります。春に暖かくなってくると特に発生率が高くなりますので、薬剤散布をして予防に努めます

●乾きに強く過湿に弱い
●真夏は直射日光を避ける
●風通しの良い環境を好みます

日本、中国、朝鮮半島に1種類が分布する常緑性のランの仲間です。日本では関東南部より西の地方に自生します。地面などに生えているのではなく、樹木の太い幹や高いこずえにくっついて生活します。葉、花、香りの3拍子が揃った鑑賞価値の高い植物で、古くは江戸自体から栽培されています。フウランの中でも奄美産のものを奄美フウランと呼びます。奄美フウランも普通のフウランと基本的には同じものなのですが比較すると全体的に大型です。


 強健で育てやすい植物ですが、性質を理解して育てる上に気を付けなければいけないポイントが何点かあります。加湿にしないこと、風通しの良い環境で育てることなどが基本的なポイントとなりますが、詳しくは以下の項を参照にしてください。特に冬の水やりについては気を付けたいことの一つです

 春から秋にかけては日当たりと風通しの良い屋外で育てます。ただし、真夏の直射日光はフウランにはきつすぎて葉が焼けて生育が衰えることがありますので、夏は直射日光を避け、半日陰の場所で育てるようにしましょう。ベランダで育てている場合、コンクリートの照り返しなどにも気を付けた方がよいでしょう。通風の良い環境を好むのでつり鉢にして育てるとよく育ちます。
 冬でも5℃以上の気温が保てるようにすると、株のコンディションも良い状態に保て、比較的春早い時期に休眠からさめて生育を始めます。低温にもよく耐えるのですが、株が衰えたり霜や凍結によって枯れることもありますので冬は室内に取り込んだ方が無難です。

 乾燥に強く過湿に弱い性質があります。水やりは水苔(植え込み材料)の表面が乾いてから与えるようにします。あまりからからに乾かしすぎると水苔が水をはじいて吸水しなくなりますので気を付けましょう。
 特に冬は休眠期にあたり、水をあまり必要としませんので乾かし気味に管理します。冬は月に2〜3回程度の水やりで充分です。冬に葉にしわが寄ってしなびたようになりますが、これはフウラン自らが冬の寒さに耐えるために根の生育活動を抑える結果起こる現象ですので、水切れと勘違いしないようにしましょう。自ら水の吸収を抑えているために水をたくさん与えても意味がない上に根ぐされの心配があります。
 休眠期に水を与えすぎると、春に生育がはじまった時に葉が落ちて株が枯れてしまうことがあります。冬にしわしわになった葉は生育がはじまると戻ります
 肥料は春から秋の生育期間に2000倍程度に薄めた液体肥料を月に2〜3回与えるようにします。普通の草花に与える程度の濃さ(液体肥料500倍〜1000倍)は少し強めですので気を付けましょう

 基本的に水苔を使用します。ヘゴ板や天然木などに貼り付けて育てることもありますがその場合も根に水苔を巻きます

春に暖かくなってきたら植え替えを行います。4月下旬から5月にかけてが植え替えの適期です。湿らせてかたくしぼった水苔を使います。根を水苔でボール状に覆うようにして植え付けます。水はけをよくするために中央を高く盛り上げるようにしましょう。鉢は水はけの良い素焼き鉢が適しています。さらに水はけをよくするために鉢の中央に発泡スチロール片や木炭を入れることもあります 。水はけをよくするために植え付ける前に鉢底に防虫網を強いた後、鉢かけや大粒の軽石などを敷いた方がよいでしょう


化粧鉢(観賞用のための鉢で美しい色彩のものや、『春蘭鉢』のようにそれぞれの植物にあわせた専用の化粧鉢などもあります)で育てている場合や鑑賞目的の場合、鉢から大きく盛り上げるような仕立て方をしているものもよく見られます。画像ではわかりにくいかもしれませんが鉢の縁から大きく盛り上がって植えられています


 根元から子株が吹きますので、その子株がある程度大きくなったら株分けして増やすことができます。タネを採取して無菌培養で育てることもできますが、基本的に実生栽培はビギナーには難しいと思います

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