日本に特産の1属1種の多年草です。学名の「ハコネクロア」とは「箱根産の」という意味で、箱根近辺に多く見られることに由来します。この学名は牧野富太郎により名付けられました。 細い葉が風にさらさらとなびく姿は非常に美しく、草もの盆栽や山野草として古くから愛されてきました。草丈は最大70cmくらいになり、根が横に伸びわさわさと茂ります。 葉は本来裏となるべく面の方が上(表)を向いており、表となる部分が下(裏)になり、表裏あべこべになっています(葉の付け根あたりで表と裏が反転しています)。普通はあまり気付きませんが表に見せている部分が本来は葉裏に当たります(ややこしい…)。そこから「ウラハグサ(裏葉草)」の別名があります。夏から秋にかけて咲かせる花は美しい色彩の花びらなどはなく派手さはありませんが、葉と同様に風になびく姿が美しく風情があります。その雰囲気はなんとなく風に揺れるススキに似ています。そのような「風情」という意味で日本人好みの植物といえるかも知れません 一般にフウチソウとして栽培されているのは、黄色い葉に緑色の筋が入る斑入り種のキンウラハグサが多いようです。また、さわやかなライム色の葉をもつオウゴンフウチソウなどの品種もあります。そのほかにも白い葉に緑色の筋のはいるものもあり、葉の模様はなかなかバラエティーに富んでいます。
’フ’からはじまる植物 イネ科 グラウンドカバー向き植物 |
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