■寒さに弱い 熱帯性果樹で寒さは苦手です。霜や寒風の心配のない一部暖地では露地でも栽培できますが、平地などでは屋外での越冬が困難なので基本的に鉢植えで育てて、冬は室内で管理します。常緑樹ですが寒さでダメージを受けると落葉します。 ■乾燥に弱い 高温多湿の環境を好み乾燥に弱い性質があります。用土を乾かし過ぎると発育が悪くなりますので水切れには注意しましょう。 ■用土・植え付け 赤玉土に腐葉土を混ぜ込んで用土にします。鉢の底に大粒の軽石を底から1/4の深さのところまで入れ水はけをよくして苗を植え付けます。根が肥料に触れたときに傷んで腐ってしまうことがあるので、植え付ける際の用土に肥料は混ぜません。肥料は植え付け後充分に根づいてから行いましょう。 ■分岐力が弱い 枝の成長する力は強いのですが、枝分かれする力が弱い(幹からあまりたくさん枝を出さない)ので、摘心(芽の先端を切る)の位置が高いと切ったすぐ下あたりからは枝葉が出てくるが、幹の下の方からは枝葉が出ずアンバランスな樹形になってしまいます(言い方は悪いですが、頭でっかちな感じに)。苗から育てる場合、地際から10cm程度の高さの場所で摘心すると将来、幹の下のほうに枝の張ったバランスのよい安定した樹形になります。摘心や整枝の適期は2月〜3月です。 ■病害虫 かいよう病、カイガラムシに弱い。かいよう病は強い風で葉や枝に傷が付くとそこから病原菌が侵入し、葉や果実に斑点のようなものができ、その後その部分がかさぶたのようになってしまう病気です。。有効な薬剤はありますが、被害を受けた葉は取り除き、強い風の吹く場所を避けるのが一番の予防策です。カイガラムシは見つけ次第薬剤を散布するか、歯ブラシのようなものでこすり落とします。 ■ふやし方 接ぎ木とさし木でふやすことができます。 さし木は、6〜7月頃にその年の春に伸びた新しい枝を使います。さし穂は赤玉土などにさして、乾燥させないように日陰で管理します。接ぎ木は台木にカラタチを用います。 ■果実の鑑賞 5〜6月に花を咲かせるとその後果実ができて12月〜翌2月に色づいて熟します。 ’フ’からはじまる植物 ミカン科 花木・庭木・果樹 |
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